スタッフインタビュー詳細

出産・育児を経験した今、もっとお母さんに寄り添う保育を届けたい。

小松 沙也加
まつばら駅前おおぞら保育園
保育士
2013年入社(2019年1月まで育児休暇取得中)
人間関係が良く、休みも取りやすい。働きやすい職場です。

保育の短大で実習先を探していたとき、「まつばら駅前おおぞら保育園」は評価が高い園だったので働きたいなと思ったのが入職したきっかけです。実習の時、園に入ってすぐの事務所の皆さんが挨拶してくださって、案内してくれた課長もすごくやさしくて接しやすかったです。先生方も丁寧ですごく良かったので、保育現場を見る前にここで働きたいなと思いました。そのとき既に新卒の募集が始まっていたので実習と同時に申し込みました。就職活動や実習先を選ぶとき、職場の雰囲気や人間関係、休みが取れるかというところを見ると思いますが、ここは先輩たちがやさしくて話をよく聞いてくれ、パート保育士は主婦の方が多く、相談にもよくのってくれますし、話しやすい人がそろっているのがいいところです。男性保育士もおり、園児にとってはとてもいい存在になっています。また、月9日は公休があり、その休みも前月の中旬に希望を書いて提出すれば休むことが出来ます。行きたい研修があれば外部にも行かせてもらえますし、本当に働きやすい職場です。

保育だけでなく、トータルな子育て支援を通して得られるものがあります。

3年目まで0歳と1歳のクラスを交互に担当した後、産休に入る前は、園の中にある子育て支援センター(以下センター)を担当していました。2017年12月からは産前産後休暇に入り、1月に長女を出産し、2019年1月には復職する予定です。センターでは親子教室を開催して、幼稚園や保育園に通われていない未就園児を対象に、保護者とペアで制作や料理をしたり、親子遠足に行ったり、季節によってはプール遊びなど、さまざまなイベントを通して子育て支援を行っています。新しい試みとしては美容室とコラボして、キッズスペースで保育士たちがお子さんを見ている間にお母さんにキレイになってもらうという、ヘアアレンジやネイル講習も開催しています。やりがいのあるセンターでの仕事もクラス担任を外れて担当にと言われたときは、「やっていけるかな…」と不安でいっぱいになりました。保育園に預けているのとはまた違う、家庭で子育てをしているお母さんへのアドバイスが難しいのではと考えたからです。でも先輩から、こちらが一方的にアドバイスをするのではなく、子育てで困っていることや悩んでいることをお母さん同士で共有して意見交換してもらい、一緒に解決していくことが役割であるということや息抜きに来られている方も多いため、お母さん同士に仲良くなってもらえるように、などと教えてもらい安心して取り組むことができました。今はとても勉強になったと思っています。

「好き」の気持ちが大変さを上回り、大きなやりがいにつながります。

特に0歳の場合は、室内にいてもどんな危険があるか分かりません。感染症にかかることも多いため、保護者も子どもも安心して預けられる、生活できる場所にできるよう、常に安全に気を配り、命を預かっている責任感を持って保育を行っています。この仕事はしんどくて大変なこともありますが、やっぱり子どもが好きだということと、癒されると共に楽しさが大きく、また子どもたちが成長していく過程がおもしろいです。自分自身が出産・育児を経験したことで、以前よりさらにお母さんたちへの尊敬の気持ちが大きくなりました。ここは3ヶ月から預けられるのですが、娘が生まれる前は、ただただかわいいと思って保育を行っていましたが、子どもが生まれてからは、夜中も数時間置きに起きる3ヶ月の赤ちゃんを預けて働いて、家に帰ったらまた育児して、お母さんは本当にすごいなと実感しています。毎日お母さんにお子さんの様子を伝えて相談ものっていましたが、ちゃんと力になれていたのかなと今までの自分を振り返り、特に0歳児の保育は知識だけでは足りないことも多いと痛感しています。復職後の担当はまだ決まっていませんが、そうした経験も生かしてこれまで以上にお母さんに寄り添っていきたいと思っています。

一覧ページへ