スタッフインタビュー

上司や仲間に支えられた10年間。振り返ると、イヤだったことは何もありませんでした。

中村葉子
福生会 デイサービス
介護士
2009年入社
最初は抵抗があった、デイサービスの仕事。人前が苦手な私でも続けられています。

求人広告で介護職の募集を見ると、「明るい対応ができる方、大募集!」と書いてあることがよくあります。しかし、少し人見知りする私でも10年続けられていますから、明るい性格でなくても応募をためらわなくて良いと思います。とはいえ、デイサービスは他の介護施設とくらべてイベントが多く、ご利用者様を盛り上げなくてはいけない場面が多いのも事実。以前は私も絶対にできないと思っていました。しかし、上司や先輩に支えられ経験を重ねるうち、人前で話したり盛り上げたりということが楽しいと思えるようになってきたんです。
新しい仕事をするのは少し不安かもしれませんが、当法人は本採用の前に実習を行っており、自分にできるのか確かめることもできます。良い機会だと思うので、1度試してみてはいかがでしょうか。

ご利用者様の希望を叶えられたときの「ありがとう」がよろこびです。

長岡武彦
福生会 特別養護老人ホーム 嘉齢荘
ケアマネージャー
1996年入社
時代に求められる仕事を、誠実に行う毎日。

福祉の道へ進んだきっかけは、1994年、細川元首相が「国民福祉税」の構想を表明するために行った記者会見を観たことです。「これからは福祉の時代だ」と思い進路を決定し、『福生会』へは男性介護職員の第一号として入職しました。
私の仕事は、ご利用者やご家族様のお話をうかがい、必要な介護サービスやご本人の希望を盛り込みながら施設介護計画を作成すること。入所のタイミングで話し合うのはもちろんのこと、面会時などにもお話をうかがい、必要であればその都度プラン内容を変更しています。職員とご家族様の要望にギャップがあったときは、意見の調整を行うのも私の役目。双方に納得してもらえるよう、ご家族様にも職員にもごまかしなく誠実にお互いの想いを説明しています。

福祉の心をともに次世代へ継ぐ、あたたかな心を持った方をお待ちしています。

柳川理惠
社会福祉法人 福生会
理事長
個人宅ではじまった、社会福祉法人第一号『福生会』。

『福生会』は、私の父・中辻嘉台が昭和27年に設立した日本初の社会福祉法人です。当時、堺市中心部が戦災で甚大な被害を受けた中、郊外で暮らしていた中辻は被災したお年寄りを自宅に引き取りました。その人数が数十人まで増えていた頃、政府が社会福祉事業法を発表。「社会福祉法人をつくれば、個人でもお年寄りを養っていけるのではないか」と申請し、養護老人ホーム福生園はスタートしました。
創立当時から私たちが大切にしているのが、福祉の心。「お世話させていただく喜び」は、時代が変わっても、設備が新しくなっても受け継いでいます。介護はしんどい仕事かもしれません。しかし、人のあたたかさに触れ、心が癒されることもよくあります。これから入ってくださる方には「福祉の仕事は、大変だけど良いですよ」とお伝えしたいですね。