仕事紹介

創業以来、UR賃貸住宅の営繕工事に特化した経営で安定成長を続けている当社。そんな当社で活躍する2つの職種について、それぞれの仕事に就くスタッフがご紹介いたします。

工事について

当社が関わる工事は、主にふたつあります。

◆空き家修繕工事

入居者の方の退去後に行う工事で、壁紙や畳、フスマ、キッチン周りなどの原状回復がメインです。工期の平均は2週間~1ヵ月間。古い設備の場合は給水部分をやり替えることもあり、そのような場合は期間も長くなります。3ヵ月先までスケジュールを決めていくので、材料の準備や発注、業者の手配、工程表の作成などに注意しながら作業を進めます。

◆経常修繕工事

入居者の方からご連絡いただいたお部屋のトラブルを解決する工事です。ドアの調整から水漏れ工事まで内容は幅広く、ときには団地内の公園やエントランスの整備に関わることも。ドアの調整をはじめとした軽微な案件であれば、20分ほどで工事が完了するため1日の中で何件も依頼を受けることも。日祝にも依頼はありますが、そこは2名交代で対応しているので休めますし、代休や有休休暇もしっかり取得できます。

施行管理

三浦社員

空き家修繕工事を統括する三浦社員(上)と経常修繕工事を統括する前田社員(下)にお話をお聞きしました。

施行管理の仕事は、いわば工事の司令塔!空き家修繕工事と経常修繕工事のどちらかの担当になり、スケジュールの組み立てから発注担当者への営業・打ち合わせ、業者手配、工程・品質・安全管理、請求業務といった業務に取り組みます。また、進捗確認のため、外出する機会も多い仕事です。UR賃貸住宅の多くは規模が大きいため、団地ごとに担当が決めていて、戸数に応じて1~4の団地をお任せします。経常修繕工事の場合は、エリアで分けています。忙しいところだと、月間工事数が10件程度ある場合も。大変ですが、件数が多くなるほど収入アップにつながるため、やりがいも大きくなります!

前田社員
【研修について】

入社後はどちらかの工事担当となり、先輩に同行して小さい規模の現場から経験を積みます。周りになんでも質問できる環境があるので、遠慮なく聞いてください。施工管理技士の資格取得についても会社が全額負担します。未経験からひとり立ちするまでの目安は3年程度です。

【1日の流れ例 空き家修繕工事担当の場合】

8:00  出社・朝礼
8:10  内勤作業(見積作成、工程表・補修図面の作成、業者・材料の手配など)
12:00 昼休憩
13:00 現場回り(工事の進捗確認、職人との打ち合わせなど)
17:00 業務終了・現場から直帰

【業務のワンポイント!】

書類に関しては特殊な部分があり、細かな内訳の記入や施主指定の書式が必要になるため、一般企業と取引をしていた同業から転職される場合は逆に戸惑うことも。とはいえ、丁寧にフォローするので心配いりません!また、施工管理は残業が多いイメージがありますが、当社においては仕事の仕方次第で、ほぼゼロに抑えられます。プライベートの充実も図れる環境があり、自分の時間も大切にしたい方にフィットする職場です。

現場作業員

辻社員

20代の若手作業員である辻社員にお話をお聞きしました。

現場作業員は、工事のスペシャリスト。協力業者の職人や先輩と一緒に、さまざまな現場で働きます。空き家修繕工事と経常修繕工のどちらにも携わり、多くのスキルを身に付けられるのが魅力です。携わるのは、雑工と呼ばれる分野がメインで、玄関ドアやカーテンレールの取り付け作業、サッシの調整などを行います。スキルがあれば大工業務やクロス工業務といった分野にも携われるため、自身の成長を目に見える形で実感できます。団地は担当制で、決まったエリアを移動するので愛着を持って仕事に取り組めます。

【研修について】

未経験から一人前を目指せるように先輩がマンツーマンで指導します。最初は空き家修繕工事から始めて、基礎的な知識や工事の流れを覚えることからスタート。建具やドアノブの取り付けといったシンプルなものから経験を積み、工具の使い方や材料のことなどを学びます。反復した方が上達も早まるので、たとえばお風呂のドアサッシの取り付けをひたすら行うといったことをしながら着実にできることの幅を広げていき、技術と知識がある程度身に付けば、いよいよ経常修繕工事も担当。実力に応じて期間は変わりますが、未経験から始めた場合は入社から10ヵ月ほどで経常修繕工事に携わるようになります。