スタッフインタビュー

上村 洋次郎

エリアマネージャー

上村 洋次郎

2005年入社

「やればやるほど実になる会社」
キャリアアップできる多彩なポジションがあります。

兵庫県明石市出身。大学では経営学を学び、卒業と同時に中市大福堂に販売社員として入社。「ダンマルシェ垂水店」に配属となり、2009年「dans marche JR魚住店」がJR魚住駅構内に移店する際、店長に就任。その後、「dans marche 明石店」での店長職を経て、2018年には明石店、西明石店、JR魚住店の3店舗を統括するエリアマネージャーに昇格。
ダンマルシェを選んだ理由

新卒で選んだのは、日常にある「パン」に携わる仕事。

ダンマルシェには新卒で入社しました。地元の明石市で就職したいと思い、就職活動では様々な企業を受けました。そのなかで出会ったのが、兵庫県明石市に本社を置く中市大福堂です。パンというのは日常にありながらも、なかなかそこに手が出なかったので、ぜひやってみたいという想いがありました。思い返すと、小さな頃から母親が買ってきてくれて、ずっと食べていたのが「ダンマルシェ」のパンです。それは大人になってから気づいたのですが、母親に「ダンマルシェを受けてみたい」と言うと、喜んで賛成してくれました。当時、募集が出ていた職種は「和菓子の製造」と「販売スタッフ」です。人見知りがあり、販売は苦手な分野でしたが、だからこそ挑戦してみようと思い、販売社員としてスタートを切りました。

キャリアアップ

1年目からパンの販促活動に携わる、実践的な研修。

新入社員研修は月1回、1年間を通してありました。数多い商品のなかから自分でパンを一つ選び、日ごと月ごとの販売数の目標を立て、商品金額と販売方法を決定します。その目標に向けて、試食を出してお客様にお勧めしたり、POPを作るなどの販促活動を行います。1カ月が終わると同期で集まり、前月の結果を発表して、良かった点や悪かった点を分析します。最初の頃はメロンパンやクリームパンなど、オーソドックスなパンを選びました。新入社員で、製造の方とはまだコミュニケーションが取れていない状況から、「このパンをこの個数、この回数焼いてください」と現場の方と交渉するのはなかなか大変な作業です。それでも続けるうちに製造の方ともコミュニケーションを取りながら、少しずつ信頼関係を築いていけたように思います。上司や店長が、発注数や商品の陳列方法なども詳しく教えてくださって、お客様の入りがお昼に集中すると「商品が足りなくなるので、もう少し個数を増やしたほうがいい」というアドバイスもいただきました。新入社員の課題ではありますが、「お店全体でやっていこう」という雰囲気があり、現場の方々との関係を築くことができた貴重な経験です。

上村 洋次郎
印象に残っている仕事

社長や専務、先輩や同期に支えられたオープニング。

入社から4年経ったとき、店長に就任し、JR魚住駅構内に移転することになった「dans marche JR魚住店」のオープニングを任されることになりました。新しい店舗は製造場がなく、小さなコンベクションオーブンだけを置いた販売メインの店舗で、店内にイートインの席を設けたカフェスタイルです。初めての店長職で、しかも初めてのオープニング。今思い出しても準備が大変でした。そのとき助けてくださったのがJR魚住店の前任の店長で、色々とアドバイスをいただきました。社長や専務と話し合って決めたことも多く、同期や先輩にも聞きながら、みんなで作りあげていった店舗です。オープン当日は多くのお客様がパンを買いに訪れてくださって、その光景は今でも鮮明に覚えています。

上村 洋次郎
やりがいを実感するとき

「たくさんあって悩む」というお客様の言葉がうれしい。

仕事をしていてやりがいを実感するのは、お客様が店内に入って来られたときのうれしそうな表情を見たときです。お店に入られるまでもそうですが、入って来られてからのお客様のお顔というのは、どの店舗にいてもニコッとされてうれしそうな表情になるので、その笑顔を見たときが何よりうれしく感じます。その表情を拝見するだけでもパン屋冥利に尽きますが、「たくさんあって悩む」「目移りする」というお言葉が聞こえてくると、さらに喜びが倍増します。また、地元で永く営業させていただいているので、「ダンマルシェのパンでないといやだ」というお声を聞くこともあります。「東京に行った息子がダンマルシェのパンを送ってほしいと言うので買いに来ました」というお客様もおられます。東京は何でも揃っているイメージがあるので、そうしたところでも「ダンマルシェのパンが食べたい」という方が、一人でも二人でもいてくださることは誇りでありやりがいです。

上村 洋次郎
今後の目標

エリアマネージャーとして、培ったノウハウを活かしたい。

中市大福堂では2018年からエリアマネージャー制度が本格的にスタートし、明石店、西明石店、JR魚住店の3店舗を担当することになりました。エリアマネージャーとしての目標は三つあります。一つ目は、これまで店長をしてきて、店長ならではの大変さも身に染みて感じているので、店長が考えていることや悩んでいることを聞き取り、上司に報告や相談することです。二つ目は、現状は陳列方法や商品アイテム数、売上も店舗によって異なるので、3店舗の管理面に力を入れ、「底上げ」を図ることです。三つ目は、一般社員は店長を目指し、店長はエリアマネージャーを目指すという、ポジションの確立です。入社当時は自分が店長やエリアマネージャーを任せてもらえるとは思ってもみなかったので、エリアマネージャーというポジションを確立することこそが会社にとっての恩返しになると信じています。

上村 洋次郎
ダンマルシェで働く魅力

今が会社の変革期。成長していく会社の変化を見続けていきたい。

中市大福堂はそこまで大きな会社ではありませんが、大きくない分、社員同士の関わりが多い会社です。ほかの社員とコミュニケーションを取ることで、色々な知識を得ることもできます。また大きな会社になればなるほど、社長の顔を見ることは少ないと思うのですが、事務所に行けば社長がいらっしゃいます。社長も専務もよくお店に顔を出してくださるので、パートさんやアルバイトの人も社長と面識を持てることも恵まれた環境だと思います。13年間勤めてきたのは働きやすさも大きいのですが、まわりの人に恵まれたということもあります。同僚の方とはずっと仲良くさせていただいているので感謝しています。会社の成長を見てきて感じるのは、昔は昔の良さがありましたが、今は今でこれからワンステップ上がろうという会社の勢いを感じます。自分自身も変わりましたが、会社も大きく変化しているので、これからがすごく楽しみです。また何年かすると大きく変わっている気がするので、成長していく会社の変化を見続けていきたいです。

上村 洋次郎
新しい仲間へのメッセージ

中市大福堂は「楽しい」ことを見つけられる会社です。

新卒で中市大福堂に入社したので、ほかの会社は経験していないのですが、中市大福堂は働いていて「楽しい」と思うことを見つけられる会社です。仕事なのでもちろん大変なこともあります。ただ、そのなかで自分が楽しいと思うことを一つでも見つけることができれば、そこからまた色々な楽しさを広げていくことができます。楽しいことばかりを求めすぎると、恐らくどこも見つからないと思います。どの会社で働いても大変なことはあるので、まず一つ楽しいことを見つけ、そこから視野を広げていくと仕事はどんどん面白くなってきます。自分自身、入社当初は人見知りがあり、お客様と話すこともできなかったのですが、性格まで変わってきました。頑張った人にはその人に見合ったポジションを与えていただけるので、やりがいという面でも、やればやるほど実になる会社です。

1日の仕事の流れ(明石店 店長の場合)

11:00
出勤、売り場状況の確認
売り場状況を確認し、1日の商品数を決定します。
明石店は最終焼成が19時または20時なので、早い段階で最終焼成の数量を決定します。
11:30
本社への発注
明石店はパンだけでなくケーキなども取り扱っているため、商品の在庫を確認し、本社工場に発注します。
14:00
休憩
お昼のピークが11時頃から始まるので、ピークが落ち着いた頃、休憩を取ります。
15:00
売り場の確認、商品出し
休憩から戻ると、まずは売り場を確認します。
売り場を見るため、できるだけ商品出しにも関わるようにしています。
19:00
予算作り
2日後の商品全ての個数を決定し、予算を作ります。
スタッフのシフト管理も行います。
20:00
退勤
片付けをして、家路に着きます。