スタッフインタビュー詳細

ご両親も含めて、お子様の“聴こえ”を支援する。みんなの成長が楽しみです。

Sさん
保育士(北摂ぴょんぴょん教室)
2016年入職
◆0~2歳児を担当。音遊びや手遊び歌、おはなしなどを通して親子関係がより深まるよう支援をしています。

「ぴょんぴょん教室」は難聴を持つ児童を中心に支援する施設で、0歳から18歳までのお子様の指導をしています。集団指導では、太鼓など色々な楽器での音遊びや手遊び歌、おはなしや運動、製作などを通して親子の関係を深め、言葉や聴こえだけでなく、心身のバランスのとれた成長を目指しています。2歳児では補聴器の使い方も教えており、耳へのかけ方やはずし方、音がちゃんと入っているかの確認など基礎的なものを指導しています。保育園などご両親から離れた場所での生活もあるため、電池が無くなっていることに気付くこと、電池の入れ替えを先生にお願いすることもあります。
言葉や聴こえの指導を集団指導や、個別指導でより細かく指導しています。お子様たちの成長は仕事の励みになり、ある日突然できるようになることもあるので、「今日は、初めて自分の名前を呼ばれていることを理解して手を挙げてくれた」などといった喜びがたくさんあります。より効果的な学習ができるように、お子様たちが大好きな絵本の読み聞かせの時間にもひと工夫しており、節分の絵本であれば、鬼の仮面や大豆の代わりに新聞紙を小さく丸めたものを用意。豆まきの体験を通して、物事の理解を深めています。私もまだまだ新人なので、お子様たちと一緒に学び続けています。

◆お子様の成長には、ご両親の理解も大切。良好な親子関係を築くサポートをしたい。

人は誰しも、進路の中で壁に当たるもの。そんな時にめげずに、乗り越えていけるようにたくましく育って欲しいという想いを持ってお子様全員に接しています。
本人の力もそうですが、悩んで立ち止まった時に、一番の理解者になるのがご両親です。「何かあっても、お父さんやお母さんが支えてくれるから大丈夫」と強く信じられる親子関係のお役に立ちたいと考えています。ですので、ご両親からの相談には親身になって耳を傾け、自分の経験をもとに関わり方をアドバイスしています。
この仕事は指導法以外にも耳に関する医療知識も必要です。自分の見識を広げるためにも研修に積極的に参加し、補聴器や人工内耳の事、子どもへの指導法についても学んでいます。3年・5年とキャリアを重ねていけば、今教えているお子様たちの成長をずっと間近で見ることができます。「あんなに小さかったのに、こんなに大きくなっていろいろできるようになっている」と感動している自分の姿を想像するほど、いまから楽しみです。

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