用途、部屋の特性に従ってビルの内外をきれいにしていただき美観を維持していただく業務です。
床・壁面など多様な素材、使用する什器・備品も多岐に亘っています。
また、活動面積も広くなりまた最近の清掃管理業務は専門的な知識と管理能力が要求されビルクリーニング技能士の資格を取得する方も最近は増えてきています。
清掃業務
環境衛生管理業務
ビルの中の環境を衛生的に維持管理する仕事です。
法令に定められた基準が実際に守られているかどうか測定・点検、基準に合致するよう調整する業務です。
空気環境については、浮遊粉塵・温度・湿度・酸素・二酸化炭素・気流などの測定。
飲料水は残留塩素の測定や水質検査また、貯水槽の清掃、給水管の洗浄、排水槽の清掃、点検、害虫駆除の駆除も実施する場合があります。
設備管理業務
ビル内にある多くの設備機器を巡回して運転・監視・記録、整備をする業務です。
また機器の保守点検・法定点検・性能検査の受検や不具合箇所の工事を実施する場合もあります。
設備機器を運転するためには、個々に定められた有資格者が必要とされています。
最近は中央監視盤でシステム化されている場所も増えており、設備機器全体に対する知識を持ち、有機的に管理する技能も求められています。
警備業務
ビルに警備員が常駐し、建物内を巡回して人とビルの安全を図る業務です。
不具合や不審者を未然に発見することでそこを訪れるお客様に安心安全を与える警備業は、法令に定められた一定の基準を順守できる認定業者だけしか営業することが出来ませんまた、毎年一定の警備員教育の受講も必須となっています。
受付業務
来訪された方に対して、その目的に沿った担当部署をご案内していただき十取り次ぎいただくお仕事です。
その業務によって入館証を発行、送迎の手配、病院であれば診察券やカルテの作成まで求められます。
初めて顔を合わせるのが受付であり、その施設の第一印象を左右することにもなります。
その意味では笑顔で対応し、礼儀正しく受け答えが相手から好印象を持たれる対応が期待されます。
電話交換業務も受付業務の一種といえます。
業務している施設の代表に掛かってくる電話を目的に応じて案内、取り次ぐという業務です、双方で顔が見えないだけに一層気を使って対応しなければなりません。
いずれの業務も礼儀正しい方、秘密が守れるかなどが求められる人物像だと思われますが、業務をしていくうちに来客の対応を通して、ビジネスマナーが身につくお仕事です。