スタッフインタビュー詳細

美容師から介護業界に入り、サービス提供責任者へ。介護職は天職でした。

瀧下 佐智子
所属:アルタスハイム玉津(サービス提供責任者)
入社:2014年
カットのボランティアがきっかけで介護の道へ!

美容室のボランティア活動の一環で介護施設の利用者様の髪をカットしていたのですが、車椅子への移乗などは素人ではむずかしく、介護職員の手助けが必要でした。だんだんと「これからは、介護技術も必要になるな」と考えるようになり、学校へ通って“介護職員初任者研修”の資格を取得。さまざまな施設の面接を受けていく中で、『アット・ファームケア』と出会いました。施設見学においても、待遇への説明においても、包み隠さずに対応してくれる姿勢に共感し、「アルタスハイム玉津」で土日休みのパートとして働くことに。畑違いの仕事に就くことを、家族に心配されましたし、私も不安でしたが、施設のみなさんが助けてくれたので、一歩ずつ知識と技術を磨いていけました。ほどなくして祖母に介護が必要になったとき、学んできたスキルがすごく役立ったんです。介護職の必要性を強く実感して、もっと続けていこうと正社員へステップアップし、入社1年後には、実務者研修の資格も取得しました。

こちらが好きになれば、相手も好きになってくれる!

入社4年目に「アルタスハイム中川」へ異動したとき、ひとつの壁に当たりました。統合失調症を患われている利用者様への適切な対応がわからず、自信を失ってしまったのです。このまま介護職を続けていいのだろうかと思い悩み、社長に相談すると、わかりやすい資料を作成してくれ、ほかにも講習会の情報を教えてくれるなど、一緒に統合失調症について調べてくれました。その中で「ぜんそくの患者と同数程度の患者がいる」と知ったことで、より身近な病気と感じられるようになり、苦手意識がうすらいできました。「辞めてしまうなら、精一杯やってみよう」と、全力で向き合うことで、その方への対応が見えてきて、うまく接していけるように。人は状態に関わらず、一緒なのだと思います。精神的な病であっても、認知症であっても、こちらの顔も言葉もわかってくれているはずです。壁を乗り越えたことで、「こちらが好きになれば、必ず相手も好きになってくれる」と確信しました。

上司はがんばりを見ていてくれるし、スタッフはがんばりを支えてくれます!

2018年4月からサービス提供責任者となり、「アルタスハイム玉津」に戻ってきました。現在は、30名以上在籍しているスタッフのシフト調整や日々のプログラム作成、ケアマネージャー(以下ケアマネ)と連携したケアプランの作成が主な業務です。デスクワークになりましたが、現場経験を活かせる場面は多く、ケアプラン作成の際も施設の実態に即した意見をケアマネに提案できます。「スタッフとケアマネの橋渡し役は大変な仕事じゃないの?」なんて周りに言われますが、何かあれば上司が「大丈夫?」と声をかけてくれますし、協力的なスタッフばかりなので大変だと思ったことはありません。それに努力した分だけ認めてくれる社風があるため、モチベーションも上がっています。がんばる人が昇進しているからこそ、尊敬する上司がたくさんおり、管理職でありながら現場のサポートもこなす部長のようなプレイングマネージャーになることが私の目標です。介護職は、人間相手の仕事なので変化の連続ですが、それをとても楽しく感じています。

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