スタッフインタビュー詳細

自分で育てた野菜のおいしさを知る。 その瞬間に立ち会えることが、なによりの喜び。

菜園アドバイザー リーダー 入社7年
定年退職後、求人を見て「面白そう」と思い菜園アドバイザーに。
野菜作り歴は、市民農園を利用してトータル25年程度。
やりがいを感じるのはどんなときですか。

シェア畑を利用しているお客様の多くは野菜作りの初心者です。
そのため、ほとんどの方が採りたての野菜の味を知りません。
アグリメディアのシェア畑では有機肥料を使っているため、出来上がる野菜はどれも甘く、また、たとえ大きさや形が悪くても自分の手で育てた野菜の味は格別です。
ピーマンやキュウリなど、生で食べてもらうと「おいしい!」「甘い!」と感激されます。
自分で種をまいて、育て、収穫した野菜を食べて喜ぶお客様の顔を見る瞬間が一番嬉しいです。
猛暑日だったり、大雪の後の除雪だったり、大変な場面ももちろんありますが、お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら取り組んでいます。

アグリメディアならではの良さを教えてください。

家庭菜園部門であるシェア畑をはじめ、アグリメディアでは農業に関わる幅広い事業を展開しています。
食糧問題などが注目される中、産業の基本である農業の分野で、これからの農業のあり方を模索していることは社会的にも意義があることだと思っています。
会社自体がまだ新しく、これから発展していく要素もたくさんあるため、従業員として未来が楽しみです。
また、働きやすさの向上に会社が取り組んでいることもあり、本部との距離もどんどん近くなってきていると感じています。
相談や提案も、こちらからの一方通行ではなく、しっかり受け止め、向き合ってくれているという実感がありますね。

仕事で経験した、心に残っている出来事はありますか。

シェア畑は三密が防げるため、2020年も感染拡大防止の対策を徹底した上で畑を開けていました。
私も勤務を続けていたところ、ある日、お客様がマスクを作ってきてくださったんです。
気に留めてくれているんだと感じ、とても嬉しかったですね。
頂いたマスクは今も大切に使っています。
施設の管理、ハウスの整理、農機具の修理など・・・業務は多岐に渡りますが、作業は繰り返しながら覚えられるので、半年くらい経験すれば全体の流れを掴めるようになると思います。
菜園アドバイザーに一番必要なのは、知識や経験よりも、コミュニケーションスキル。
野菜作りを通じてお客様と関係を築いていけることも、菜園アドバイザーの醍醐味です。

リーダーとして心掛けていることを教えてください。

意識しているのは“何かあれば自分から率先してやる”ということです。
どこの世界でもそうですが、口先だけで「あれやって」「これやって」といっても、人はついてきてくれません。
一丸となってやっていくために、まずは自分がリーダーとして行動で示して、追随してもらうように心がけています。
仙川伊藤農園では私を含め6名の菜園アドバイザーが働いていますが、年齢も、前職も、野菜作りの経験もさまざま。
お客様対応が上手だったり、知識が豊富だったり、一人ひとりが持つスキルをうまく引き出したいと思っています。
お客様に、より長く、継続して野菜作りを楽しんでいただくために、チームとして連携しながら今後も新しいやり方を模索していきたいですね。

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