スタッフインタビュー詳細

精度向上をみんなで目指す。コミュニケーションを重視し、話しやすい環境づくりを進めています。

田渕 裕基
成型課 班長
2013年 入社
経験ゼロから飛び込み、徐々にステップアップしています。

「エイエフティー」への入社理由は、待遇アップを狙った転職でした。前職も製造業でしたが射出成形の経験はなかったので、最初の1年間は仕上げ工程からスタートしましたね。射出成形は、金型に樹脂を流し込んで冷やし固める技術なのですが、金型から取り出した製品の周囲にはバリと呼ばれるギザギザな部分ができるので、それをきれいにするのが仕上げ工程の仕事です。その後に、成形機のオペレーター、検査員のポジションを経験し、班長に就任したのは入社から6年目でした。さまざまな仕事を覚えるごとに成長を実感しています。

なんでも相談しやすい存在になれるようにコミュニケーションを意識。

成形する前に生産条件を決めているので、オペレーターは基本的にはその指示通りにすればいいのですが、時折うまくいかないこともあります。そんなとき、新人時代の私は上長になかなか相談できずにいたので、自分が班長になった際に心がけたのは、話しかけやすい存在になることでした。どんどん自分からコミュニケーションを取って関係をつくり、些細なことでも言ってもらえるようにしています。また、自身の失敗談やどう克服したかも包み隠さず教えていますね。過去の自分を振り返り、どうすればより良い職場をつくれるかを常に考えています。

現場のアイデアが製品の精度を高めていく。

入社した当時と比べて大きく変わったのは、標準作業手順書の中身です。業務をどういう手順で行うといいかの指示書なのですが、全員で意見を出し合うことで、より確実で安全な方法に修正されていき、だれもが一定の品質を保てるようになってきました。私も仕上げ工程において、何回研磨するか、何で研磨するかといったところから、ウェス(布巾)で拭き上げる回数まで細かく意見を出して採用され、それで品質が安定したときはうれしかったですね。いまは部下から意見が上がってくるので、良いものは積極的に取り入れて、さらなる改善に励んでいます。

プラスアルファの動きを評価しています。

部下を評価するポイントとして、自発的な行動を重視しています。たとえば、自ら進んで後輩を指導したり、掃除をしたりといったところです。そういう本来の業務にプラスアルファした動きができる人は、品質向上を目指す上で欠かせません。部下の成長を促しつつ、自分自身も製造トラブルや不具合への対応力を磨いて、いま以上に精度の高いものづくりを実現したいです。新人にやさしく、だれであってもコミュニケーションを取りやすい部署なので、多くの人が仲間に加わってくださることを期待しています。

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