スタッフインタビュー詳細

私は十代の頃アルバイトで吉井石油に入社し、そのまま社員になったので、勤続は20年ほどです。自宅が近かったのと、子どもの時分からプラモデルを組み立てるのが好きで、また車やバイクなどメカニックも興味があったので、こちらで働きはじめたときも特に違和感はありませんでした。
入社当時はサッシなどの建具関係の会社でも並行して働いていましたが、吉井石油は職場の雰囲気がとても良くて、歳上の先輩ばかりでしたが、みんな優しかったですし、仕事も丁寧に教えてくれました。それが嬉しくて、自分も恩返しというか、先輩に認められたい、会社に貢献したいという気持ちもあり、自然と社員を目指すようになりました。新しい仕事をまかされたときは失敗もしましたし、お客様に迷惑をおかけしたときは厳しく叱られもしましたが当時は私も若かったですし、引きずることなくむしろ「次こそは」という気持ちのほうが強く、また先輩もそんな自分を気長にサポートしてくれたので、そのおかげで不安なく働き続けることができました。

長年同じ会社で過ごしていると、いろいろな思い出があります。ただ嬉しかったり、やりがいを感じたりするのは、お客様から「ありがとう」と声をかけてもらったときが一番で、それは働き始めた当初から今までまったく変わっていません。
車のことや整備のことなど、お問い合わせに対応させていただくと、必ずどこかでお客様と心が通じ合う瞬間があって、そのたびに「このために仕事をしているんだな」と思います。山科は住宅地でもあるので地元のお客様も多く、私が駆け出しの頃ご贔屓くださったお客様のお子さんが大きくなって車検のご相談に来られることもあるなど、時の流れの中にもじっくり時間をかけて培ってきたお客様とのつながりを実感しています。

サービスステーションのスタッフの男女比は半々ぐらいです。勤続年数も比較的長く、アルバイトで4年ほど勤めているメンバーもいます。みんな雇用形態に関係なく、働きながら危険物や整備士、自動車検査員の資格を取得したり、私もそうでしたが社員にキャリアアップするケースも非常に多くあります。自動車検査員は自動車分解整備事業では必須の資格なので、ディーラーなど車を取り扱う仕事や整備士としてベテランになってからも非常に重宝されます。
サービスステーションは車と、車に関連するものを取り扱います。その点、車好きや機械いじりが好きな方には特に楽しい環境ですし、すぐに全体が見えなくても自分の仕事がどこにつながっているのか分かってくるにつれて、どんどん仕事が面白くなると思います。
屋外での仕事なので暑さ寒さは多少の覚悟が必要ですが、ただその分優しく温かい先輩がたくさんいます。いいなと感じた方は、難しく考えずお店をのぞきに来てください。お待ちしています。