多くのスタッフによってつくられる『ヤマザキ』のパン。
ここでは、製造スタッフ・仕分けスタッフ・ルート配送スタッフのお仕事についてくわしくレポートします。
製造スタッフ
商品ごとの製造ラインでパン・和洋菓子をつくるお仕事。すべてのラインが仕込・成型・焼成・包装の4工程で構成され、24時間交代制で生産を進めています。配属先は本人の適性と各ラインの充足具合に応じて決定。従業員数はラインによって異なり、機械化しやすい食パンラインは20名程度、手作業が必要な菓子パン・和菓子・洋菓子ラインは60~70名の大所帯です。基本的にはライン作業ですが、一部の正社員はラインに入らず、機械のメンテナンスやクリームの補充といったオペレーター作業をおこないます。
<製品ができるまで>
(1)仕込…原料を計量し、機械で生地をつくります
(2)成型…ベルトコンベアに乗って流れてくる生地の形を整えます
(3)焼成…成型した生地をオーブンへ。温度調節や焼きあがりのチェックをおこないます
(4)包装…完成した製品を検品し、包装機でパッケージに詰めます
仕分けスタッフ
できあがった商品を店舗ごとに仕分けするお仕事です。
台車に商品を乗せ、店舗名が表記された台をまわってご注文いただいた商品を配分します。その際、パッケージの裏にあるバーコードを読み取ると、台に付いているランプが光って納品数を教えてくれる仕組みです。人が伝票をチェックしながら配分するのではなく、機械が指示した通りに商品を配ればいいので、効率的に作業を進めることができます。仕分けが終わったら配送トラックに商品を積み込み、ドライバーに引き継ぎます。日勤・夜勤がありますが、明け方の配送までの仕事量が多いため夜勤が中心です。
ルート配送スタッフ
3~4tの中型車を運転し、決められたコースに沿って商品を納品していきます。配送先は1人およそ30~40店舗。1日2便に分けての配送です。深夜1時~2時に出勤すると、まずは第1便の商品をトラックに積み込み、担当のコースを走ります。朝の6時前後に一旦工場に戻り、第2便の商品を積み込んで再びコースへ。お昼前後にすべての配送が終わり、最後に伝票を整理して業務終了という流れです。配送業務に慣れてきたら「この商品を販売しませんか?」と発注担当者の方にお勧めする受注業務もおまかせします。顔見知りのお客様へのご提案なので、営業経験のない方でも心配ありません。