成長を後押ししてくれる人がいて、環境がある。自分らしいリーダー像を目指しています。
S.Sさん
2015年入社
PROFILE
工業高校卒業後、映画館のオープニングスタッフとして約2年勤務。その後、山本産業に入社し、8年間機械オペレーターとして活躍し、2023年10月より統括チームリーダーに昇進。高校3年間はテーマパークでアルバイトを経験。趣味は映画鑑賞と写真。
入社のきっかけは?
前職では映画館のマネージャーを務めていました。海外への転勤を打診された際、和歌山生まれ和歌山育ちの当時20歳くらいの私は、地元を離れることに抵抗があり、転職を決意しました。以前から名前を知っていた山本産業は、知り合いも働いている身近な存在でした。モノづくりへの興味もあり、地元で長く働けるという点に魅力を感じ、応募しました。
インタビュー INTERVIEW
現場メンバーとのコミュニケーションから一日がはじまります。
現在、私は約120名のメンバーが所属する4つのチームを統括するチームリーダーとして、各チームのリーダーと協力しながら、現場が円滑に運営されるようマネジメントを行っています。人とのコミュニケーションは好きですが、20代の私が、年上の方が多い職場をまとめられるか、当初は大きな不安を抱いていました。相手を見て話すというと語弊があるかもしれませんが、相手の年齢や性格、その日の体調に合わせて、言葉遣いや声のトーンを調整するなど、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを心がけることで、円滑な関係構築に努めています。また、現場に足を運び、交代勤務のメンバーに挨拶をすること、常に感謝の気持ちを伝えることも大切だと考えています。これらの取り組みを通じて、皆が気持ちよく働けるような職場環境づくりを目指しています。
さまざまな経験と研修を経て、視野が広がりました。
機械設備は、日々、何かしらの異常やトラブルが発生します。多くの場合、故障は突然ではなく、動作音や振動など、普段と異なる兆候から始まります。そのため、これらの兆候をいち早く捉え、トラブルを未然に防ぐことや、機械の緊急停止をゼロにすることが、私の現場でのやりがいでした。現在は、メンバーの急な欠勤や機械トラブルが発生した場合、対応後にメンバーから感謝の言葉をもらえると、リーダーとしてのやりがいを感じます。以前は、目の前の状況に振り回され、焦ってしまうことが多かったのですが、リーダー研修で学んだ「リフレーミング」という考え方を取り入れることで、状況を整理し、多角的な視点から問題解決にあたれるようになりました。子どもの頃から人見知りでしたが、現場での経験やリーダーとしての成長、そして研修での学びを通じて、人見知りを克服できたと感じています。
あなたがリーダーで良かったと言ってもらえるように。
当社は、パート・社員ともに休みが取りやすいため、特にご家庭をお持ちのパートの方には好評です。作業も黙々と行うだけでなく、チームで協力しながら進めるため、働きやすい雰囲気です。私も、現場と事務所を自由に行き来できる環境に感謝しています。ただ、現在はがむしゃらに対応する姿を好意的に受け止めてもらっている段階かもしれませんが、まだメンバー全員と十分にコミュニケーションを取れていないことが課題です。人数が多く、年齢層も幅広いチームをまとめるには、一人ひとりの個性や状況に合わせた丁寧なコミュニケーションが重要だと考えています。そのため、今後も積極的に現場に足を運び、挨拶を交わしたり、声かけをしたりすることで、より一層チームワークを深めていきたいです。近い将来、私がリーダーであることを皆が頼りにしてくれ、チーム全体がより良い方向へと進んでいくことを目指しています。
1日の流れ ONE DAY
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7:45
出勤
夜勤と日勤の交代時間に合わせて現場に向かい、前日の稼働状況について直接スタッフに話を聞きます。
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9:00
事務業務
PCで前日の生産実績を確認し、メールチェックなど事務作業を行います。
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12:00
休憩
休憩スペースで昼食を取ります。
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13:00
ミーティング
各現場リーダーとミーティングを行い、現場の課題や稼働状況について共有・議論します。
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15:00
現場巡回
可能な限り多くのメンバーと顔を合わせ、声をかけて交流します。設備トラブル対応など、必要に応じて現場に駆けつけます。
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18:15
退勤
翌日のスケジュールを確認後、退勤します。