あいさつから思いやりが生まれる。それが働きやすい職場づくりにもつながります。
K.Mさん
2002年入社
PROFILE
工場や建設現場での仕事を経て、2002年にパート入社。約1年後に準社員となり現場のリーダーへ昇進。その後まもなく社員登用され、リーダー職を継続。2018年に稼働を開始した岩出工場では初代工場長として、工場の立ち上げを牽引。定年後は契約社員として現場に戻り、ライン作業に従事。
入社のきっかけは?
前職では10年間、建設現場で働いていましたが体力的に厳しくなり、別の職種への転身を模索する中で、山本産業の求人に出合いました。40代という年齢で、長時間勤務が可能で、資格がなくても大丈夫。なにより、1人で作業できる流れ作業の仕事を探していた私の希望に、山本産業は快く歓迎してくれました。
インタビュー INTERVIEW
さまざまな仕事を経験し、ライン作業に戻ってきました。
20数年前の入社当時、今はないのですが贈答用の詰め合わせ商品を順番に入れていく贈答ラインから仕事をはじめました。ボトルに洗剤を充填し、箱に入れ、積み替えて、空のボトルをホッパーと呼ばれる供給機に入れていきます。当社にはさまざまな仕事があるので、最初の1年間はいろいろと経験させてもらいました。ある程度経つと合った仕事に固定化される人が多いですが、私は入社から1年後にラインリーダーになりその後正社員になったため、ほかの工場へ応援に駆けつけたり、新しく岩出の工場ができたときには工場長を務めさせてもらったりと本当に幅広い経験をさせてもらいました。定年を迎えた今はまた、入社当時のようにライン作業に従事しています。
リーダーを務めたことで、あいさつの大切さを実感。
入社当初は、自分から積極的に話しかけるタイプではありませんでした。リーダーになった後も、最初は年配の人に何を話していいか分からず、話したい人とだけ話していたくらいです。上司からそれではダメだとコミュニケーション不足を指摘され、頑張って誰にでもあいさつをするようにしたところ、「おはよう、今日は暑いね」とあいさつをすると、「昨日こんなことがあって」と次の話題につながることが分かりました。あいさつに言葉をプラスしていくのがコミュニケーションなんだと知ったことで誰にでも話しかけられるようになり、一緒に働く相手への興味が増して思いやりが生まれたように感じます。職場では、円滑なコミュニケーションが円滑な業務遂行に不可欠です。挨拶をきっかけに、様々な人と交流することで、職場全体の雰囲気がより良いものになったと感じています。
幅広い仲間との出会いが力になります。
20年以上もこの会社で働けたのは、多くの人との出会いがあったおかげだと感じています。特にリーダーを任されてからは、責任の重さを痛感することもありましたが、20代から60代まで、様々な年代の方々と共に仕事をし、毎日を楽しく過ごす中で、あっという間に20年が過ぎました。今のラインには70代の方も活躍されています。70歳からのスタートは確かにハードルが高いかもしれませんが、パウチの供給作業は比較的簡単で、重い商品をパレットに積む作業は他のメンバーがサポートしてくれます。ご興味のあるシニアの方にも、ぜひ挑戦していただきたいです。私も年齢とともに体の変化は感じますが、周囲の皆が一生懸命働いている姿に刺激を受け、私も頑張ろうという気持ちになります。これまでのリーダーとしての経験で培った安全への意識や、品質に対するこだわり、そして周囲への思いやりを忘れずに、これからも元気に働き続けたいと考えています。
1日の流れ ONE DAY
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8:15
出勤
制服に着替え、交代勤務の社員から引き継いだ業務内容を確認後、本日の作業を開始します。
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10:00
ライン作業
洗剤充填機のラインにて、パウチの供給作業を行います。手が空いた際は、交代で15分間の小休憩を取ります。
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12:00
休憩
休憩スペースで昼食を取ります。
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15:00
ライン作業
引き続きライン作業に従事。ミスを防ぐために6ラインある持ち場をローテーションしながら作業にあたります。
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17:15
退勤
翌日のスケジュールを確認の上、退勤します。