楽しく働けそうと思い入社し、想像以上に仕事を任せてもらっています。
大学の農学部を卒業後、2019年味覚糖に新卒入社。入社の決め手は、企業説明会での説明のユニークさ。入社後は、一貫して生産システムに従事。小さいころからものづくりが好きで、自分がつくったもの、関わったものを目にすることが何よりの喜び。趣味は音楽とバスケットボール。
味覚糖の入社理由を教えてください。
会社説明会での説明が1番面白かったのです。こういうことをやっていますとか、こういうお客様に対して配慮していますよという、当たり障りのない説明がメインな会社が多い中、味覚糖だけは「ぷっちょでロケットを飛ばしました」という一風変わった説明があって、他とは違うなと。私自身、こういう職業に就きたいという想いはなかったものの、働くからには楽しく働きたいとの想いが強く、それが入社の決め手になりました。
会社選びのキーワードは、「楽しく働きたい」だったのですね。現在のお仕事は?
生産システム(生産技術職)に従事し、製造ラインの改善と、人の手で行っている作業の自動化への転換がメイン。具体的には、新しい機械の導入や、製造ライン構築です。とはいえ、入社当初は先輩スタッフとお取引先企業の方が話している言葉が分からず苦労の連続でした。専門用語が多いという理由はあるのですが、会話にすら入れないっていうのがまず気持ち的に大変だったことを覚えています。とりあえず分からない言葉をメモして後で調べるというのを繰り返して少しずつ身につけていきました。
入社当初、壁にぶつかったのですね。入社してどれくらいで、やっていける自信が付きましたか?
自信というか、仕事に手応えを感じ始めたかなというのは入社して3年後。。上司に頼らず一人でもできると思え出しました。味覚糖は、一人ひとりの裁量が大きいというか、様々なお取引先企業の方からは、私のような年齢で今私がしているレベルの仕事に携われるのは珍しいという声をよく聞きます。ひとつの案件に対して、5人6人で進めるケースが多い中、当社は基本的に1人が中心になる形で進めていくので、中心になる人の裁量でいろいろなことができるというのは本当に良かったです。もちろん、その分大きなプレッシャーをヒシヒシと感じています。
確かにプレッシャーを感じずにはいられませんね。ご自身が中心になって携わった案件で特に印象的なのは?
入社2年目の2020年、おうち時間の増加に伴いファミリーパックの需要が高まってきました。ただ当時、当社はファミリーパックにあまり注力しておらず、生産効率が良くなかったのです。上司から省人化しつつ、生産効率を上げられる体制を構築するよう指示を受けました。分からないことだらけでしたので、まずは情報収集から入ろうと、いろいろな機械メーカーの方にお話を聞くことからスタート。当社のファミリーパックの生産状況や最終的にしたいことをお伝えしたところ、「それでしたらこういう機械がいいですよ」「こうしていきましょう」といったやり取りを何度も重ね、2021年の春ごろに完成した機械が納品され、今日も元気に動いています。
携わった生産ラインにより人気商品が生み出されるなんてステキ!次なる目標は?
これまで、製造するのに5、6人かかっていたのが、自分の仕事によって半分の人手で生産量が倍になる。確かに、そういう成果を数字として目にしたときは大きなやりがいを感じます。当社の社長が思い浮かべる生産工場の最終形態というのが、日中でも電気ついていないような工場です。工場で働いている人がいないから電気をつける必要はなく真っ暗。でも、生産ラインは動き、商品が次々と生み出される、というイメージ。そう究極まで省人化、最終的には無人化のラインをつくることが目標です。
まだ見ぬ「おいしい」は あなたの個性から生まれる。 出会えるのを楽しみにしています。