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TTNヒストリー

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社長メッセージ

畳のある日本を守るために。

五代目代表

畳業界が深刻な後継者不足に直面する今、私は当社こそが「畳文化の継承」の担い手だと信じています。新たな職人を数多く育成し、国産畳の販売によってイ草の生産者を守る。これは、国内シェアNo.1のTTNコーポレーションだからこそ担える使命ではないでしょうか。自社の従業員だけでなく畳業界に関わるすべての人を守り、畳文化を1日でも長く残すこと、畳の良さを一人でも多くの人に知っていただくことが私の夢です。

技術と体力が必要となる畳職人は、決して楽な仕事ではないかもしれません。しかし若いときに手に職をつければ、年齢を重ねても安定した暮らしを実現できる。技術は生涯の支えとなるのです。多くの職種がAIに奪われると言われる今、私は改めて職人の強さを感じています。

私たちの商品は、各地の有名旅館や神社・仏閣、出雲大社や歌舞伎座でも使われています。幅広い分野の日本文化にふれ、伝統の継承を支える誇りある仕事です。職人としてモノづくりの世界に身を置きたい方、日本文化にふれたい方、当社の志に共感してくださる方は、ぜひ私たちの仲間になってください。

畳の心地よさを、100年先の子どもたちにも伝えましょう。

History

ヒストリー

戦前から令和にかけて長い歴史を持つTTNコーポレーション。間もなく創業90周年を迎える老舗です。
創業者である初代・辻野福三郎の名を代々襲名し、現社長で四代目。
名前とともに志も継承してきました。これは、日本の畳文化を未来に残すため、
伝統の継承と大胆な改革を続けた職人たちの物語です。

昭和9年4月
宝塚市小浜に「畳福」開業。
昭和初期、大阪・心斎橋のはずれに畳屋が軒を連ねる一帯がありました。今なお「畳屋町」という地名が残るその町が、創業者である初代・辻野福三郎の修行の地です。昭和9年4月、福三郎は晴れて独立。創業当時の屋号は、福三郎の「福」の字を取り「畳福」でした。宝塚市小浜に構えた店は、順調な経営からかすぐに手狭となり、1~2年後には伊丹市へ移転しています。以来、現在まで伊丹の地に拠点を置くこととなりました。
昭和14年~
20年頃
第二次世界大戦の混乱の中で。
初代・辻野福三郎は、一説によると歴史上はじめて畳屋を株式会社化した人物と言われています。当社に伝わる古い書物の中に「株式会社」ではじまる屋号が登場しているためです。その会社は残念ながら、第二次世界大戦の混乱の中で一度姿を消しています。しかし福三郎が畳づくりへの情熱を失うことはありませんでした。
昭和33年5月
戦後の伊丹で「辻野畳店」として復活。
福三郎は復員後、「辻野畳店」という新たな屋号を掲げ、再度会社を興します。やがて二代目・辻野福三郎の時代に移ってからも、「辻野畳店」は尼崎、宝塚、川西など近隣の一般家庭に向けて畳の表替えなどを行い、地域に愛される畳屋として昭和の時代を生き抜きました。
平成元年6月
内装事業に参入。襖の製造がはじまる。
三代目・辻野福三郎の時代に、当社は襖や壁紙の施工といった内装事業に参入しました。畳のみを扱う会社ではなくなったことから、社名を「株式会社ツジノ畳内装」へと変更。平成の幕開けとともに、幅広いサービスで住まいを支える会社に生まれ変わりました。
平成5年4月
「株式会社TTNコーポレーション」に社名変更。
畳屋の屋号と言えば「名字+畳店」が一般的だった時代。業界の常識を覆す横文字の社名「TTNコーポレーション」として、当社は新たなスタートを切ります。きっかけは、大規模なマンション建設事業の増加。大手不動産会社に存在をアピールするべく、小規模店のイメージを払拭するための戦略でした。ちなみに「TTN」は、「ツジノ(T)畳(T)内装(N)」の略。畳屋らしからぬ意外な社名は取引先にも大きなインパクトを与え、狙い通り大規模な依頼が増加し、ビジネス形態はBtoCからBtoBへと変化していきました。
平成10年頃
ユニークな畳製品の開発をはじめる。
日本一の畳屋を目指し、製造力と同時に開発力も追及していたこの時代。当社は新しい技術を取り入れた商品の開発に乗り出しました。和紙や樹脂を素材に採用することでダニ・カビの発生を抑える「健康畳」、洋風のインテリアにも合う「琉球風 縁無畳」、踏み心地や耐久性に優れた「サンドイッチ畳床」など、今日までさまざまな商品が生まれています。
平成14年7月
神戸店開設
当社初の支店を神戸に開設。これ以降、東京や名古屋など全国に支店を展開し、業界トップクラスの規模を誇る畳屋へと成長を遂げていきます。
平成15年2月
新たなブランド「三条たたみ」誕生。
社名変更で法人からの依頼数が増加したTTNコーポレーション。ところがその反面、個人のお客様からのご依頼は減少していました。社名の印象が大きく変わったため、畳屋と認識してもらえないことが増えたからです。そこで四代目・辻野福三郎は、個人客をターゲットにした新たなブランド「三条たたみ」の立ち上げを決定。「三条たたみ」は国産畳の販売にも力を入れており、そこにはイ草農家を守りたいという思いが込められています。
平成16年
業界初・24時間稼働スタート。
飲食店のオーナーからいただいた「畳替えのために店を休めない」という声をヒントに、当社は畳業界では異例の24時間稼働をスタートしました。深夜の引き取り・製造・設置に対応したことで、365日営業の飲食店や旅館からのご依頼は急増。同業他社にはできないサービスを提供する会社として注目を集めました。24時間稼働を実現できたのは、何より従業員の理解があったから。大きな変化にも対応する柔軟な社風が、日本一への布石となる改革を成功に導きました。
平成16年4月
京都支店開設
平成17年7月
大阪店開設
平成19年
売上高日本一の畳店に!
小さな町の畳屋からはじまって70年余り。ついにTTNコーポレーションは畳業界で売上高第一位の企業になりました。急成長の理由は、やはり24時間稼働のスタート。前例にとらわれないサービスによって、同業他社と一線を画す存在となったのです。
平成19年4月
横浜店開設
平成20年5月
東京支店開設
平成22年4月
千葉柏店開設
平成22年5月
八王子店開設
平成23年3月
坂戸店開設
平成23年3月
インテリア和雑貨の「NIPPON TATAMI」開設。
毎日の暮らしに「和」をプラスする小物やインテリアを集めた雑貨店をオープン。本社工場で作られた座布団やコースターを並べ、畳文化の新たな形を提案しました。
平成23年9月
滋賀店開設
平成26年4月
NIPPONTATAMI イオン和歌山開設
平成26年6月
金沢店開設
平成27年4月
名古屋店開設
令和3年5月
SDGs宣言
私たちの企業理念は「日本文化を未来へ」。日本の未来のためにも、社会的課題の解決は重要であると考え、国連で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に寄与することを決定しました。畳業界を担う先進企業として畳文化を守り抜くこと、脱炭素社会への貢献、性別・国籍にとらわれないイノベーションを創出する組織づくりを重点課題とし、誰一人取り残さない世界の実現に貢献しています。
令和3年8月
最新技術と伝統文化の融合。そして未来へ。
TTNコーポレーションが目指すのは、100年後も畳がある日本。畳文化を後世に残すには、伝統を守るだけでなく、新たな技術を取り入れる柔軟性も必要です。たとえば、足元から幻想的な空間を演出する「光る畳」。これは、畳にLEDを組み込んだ商品です。今後はマーケティングにもITを取り入れる考え。畳屋の概念にとらわれないイノベーションを起こし、畳文化を未来へとつなげていきます。