インタビュー
伝統を現代のライフスタイルにも。
日本文化を伝える誇り高いモノづくり。
2020年入社
PROFILE
芸術大学で油絵を専攻し、中高の美術教員の免許を取得。放課後等デイサービスの支援員として就職したが、モノづくりを仕事にするため転職した。今でも絵を描くことが趣味で、特に動物のスケッチが好き。休日はヤギのスケッチをするため動物園に足を運ぶことも。
TTNコーポレーションの
特徴はなんだと思いますか?
特徴はなんだと思いますか?
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01
新商品の開発にも参加
アイデアを生かせる仕事 -
02
時代に合った商品を提案
洋室も彩る和雑貨たち -
03
週休2日・残業ほぼなし
無理なく働ける職場◎
インタビュー
ひとつひとつ手作業で製作。
モノづくりの醍醐味を感じられる仕事です。
私は絵を描くことやモノづくりが好きで、芸大に進んで油絵を学びました。学生時代には美術教員の免許も取得。創作活動と同じくらい教えることが好きだと感じ、卒業後は放課後等デイサービスで子どもたちの発達支援をしていました。しかし、やはりモノづくりへの思いが再燃し、職人として生きていくことを決意。畳づくりは身近な日本文化に関わる誇りある仕事だと思い、当社を選びました。私が所属する既製品課では、座布団やマットなど畳を使った雑貨を製作しています。比較的軽い製品が多く、女性が働きやすい職場です。手作業で製作している商品が多いため、モノづくりの楽しさを存分に味わえています。商品は当社発の雑貨店「NIPPON TATAMI」とECサイトで販売され、新築祝いや引越祝いとしても選ばれています。
自分の考えた商品が店頭に並ぶ。
商品化が決定したときの感動は忘れられません。
私は今年、商品開発にも関わらせてもらいました。メンバー3人で開発したのは、既存商品である畳素材の座布団「マカロン」に、縁(へり)を付けたアレンジ商品。縁によって華やかさと高級感がプラスされた自信作です。試作段階で課題となったのは、縁を縫い付ける糸が目立つこと。糸は緩むと見えやすくなるため、補強として少しずらした位置をもう1度縫う方法を編み出し、やっと今の形にたどり着きました。試作品は「NIPPON TATAMI」に置かれ、お客様の反応が良ければ商品化されます。自信があっても結果につながらない可能性も十分あっただけに、商品化決定の瞬間は3人で大よろこびしました。当社では所属部署を問わず、新商品のアイデアを出すチャンスがあります。自分が考えた商品が店頭に並ぶかもしれない、夢のある仕事です。
先輩に質問
- 職人の世界は厳しいですか?
- 私も最初は「厳しい先輩ばかりかも…」と緊張していましたが、実際は優しい人ばかりでした。教育係の先輩は、私が作業中にケガをしないように、ずっと後ろから見守ってくださっていました。「疲れていない?」と声をかけてくださる先輩も多かったです。
- プライベートと両立できますか?
- 仕事は17時までで残業もほとんどなく、休日も週2日あって自分の時間を十分に持てています。休憩時間を返上して作業を進めようとすると「休まないとだめだよ!」と注意されるくらい、勤務時間の管理が徹底されていますね。
- 待遇面でのおすすめポイントを教えてください。
- 入社から3年間は1年ごとに1万円昇給します。新人さんに優しい制度です。3年目以降も明確な評価制度に基づいて昇給し、10年後には勤続手当が10万円支給されます。また、私が働く本社には、食堂のほかパンやカップ麺の自動販売機もあり、職場環境も快適です。
とある一日の流れ
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7:45
- 出勤
- 出勤したらまず機械の電源を入れ、糊のスプレーをセットします。
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8:00
- 梱包
- 指示書を確認し、納期の早い商品から梱包していきます。
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9:45
- 休憩
- 午前中に15分休憩が1回あります。
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10:00
- 梱包再開
- 指示書も残り少なくなってきました。ラストスパートです。
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11:45
- 昼休憩
- 梱包が終わって昼休憩へ。2階の食堂でランチタイム。
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12:30
- マカロンの製作
- 午後からは畳を使った座布団「マカロン」を製作。各カラー20個ずつ在庫をつくっていきます。
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14:45
- 休憩
- 午後にも15分の休憩があります。
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15:00
- 床の製造
- マカロンの土台となる床(とこ)を作ります。原料はウレタンチップや木材のチップなど。
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17:00
- 退勤
- 3~4月の繁忙期以外はほぼ残業がありません。本日もお疲れ様でした。
※上記の勤務時間はあくまで一例です
※日勤・夜勤は原則1週間ごとの交替制です
※交替制ではない部署もあります
取材日:2021年8月