インタビュー
昔からの夢だけが天職とは限らない。
体験して知れた畳づくりの魅力。
2016年入社
PROFILE
入社前まではアルバイトをしており、正社員未経験でTTNコーポレーションに入社。当初は営業志望だったが、研修の一環として製造部の仕事を経験したことで、職人として働くことを決める。現在は特殊課の中堅として新人スタッフのフォローにもあたっている。
TTNコーポレーションの
特徴はなんだと思いますか?
特徴はなんだと思いますか?
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01
畳製造というレアな業界
他にない経験ができる -
02
正社員未経験でもOK
人生を変えられます -
03
オーダーメイドだから
作り甲斐も十分
インタビュー
厳しそうなイメージがあった職人の世界。
実際は優しい先輩ばかりでした。
転職活動中に求人サイトを閲覧していたとき、ありふれた募集内容が並ぶ中で「畳製造」というめずらしい事業内容に目を奪われ、TTNコーポレーションに応募しました。最初は営業志望でしたが、研修の一環として畳製造、襖製造、営業配送部を1週間ずつ体験した結果、畳製造部で働くことを選択。モノづくりに興味はなかったはずなのに、1番楽しく感じたのが畳製造でした。私は、正社員も製造業も未経験で入社しています。そのため最初は不安もあり、特に工場長との初対面では「昔気質の頑固な職人」を想像し、かなり緊張していました。ところが工場長として紹介されたのは、まだ30代前半の気さくな男性。先輩方も親しみやすい雰囲気で、イメージしていた「職人」とのギャップに驚きました。
より良い作り方をみんなで模索。
オーダーメイドならではの楽しさ。
特殊課が主に製造するのは、琉球風の縁なし畳。3~4名でのライン作業で、昼夜交替しながら1日200枚前後を生産しています。同じ商品でも形状やサイズは依頼内容によるので、均一な製品を大量生産しているわけではありません。ときにはお部屋の構造上、三角形など変わった形状のオーダーを受けることも。前例がないときは、手探りで製作がはじまります。リーダーを中心にチームで図面を囲み、ディスカッションしながら製作方法を模索するこの時間は、オーダーメイドならではの楽しみです。私は昔から畳職人を目指していたわけではありませんが、実際に携わったことでモノづくりの楽しさを知りました。想定外の選択でも、やりがいは見つかるもの。可能性を狭めず、ぜひ畳づくりの世界をのぞいてみてください。
先輩に質問
- プライベートと両立できますか?
- 両立できています。私の上司は「休み希望は断らない」がモットー。シフトの希望を提出するときも、罪悪感なく好きな曜日を希望できます。私も管理職になったら、ぜひ上司のやり方を見習いたいです。残業も入社当時より減り、自分の時間を確保できています。
- 製作していて特に面白いと思う商品は?
- ニューヨークを拠点に活動する女性デザイナーによって設立されたブランド「chilewich」が提案する、畳素材のテーブルクロス。和モダンな雰囲気と豊富なカラーバリエーションが魅力です。高級品でオーダーが少ないため、作れる機会がある日はうれしいですね。
- 仕事をするうえで心がけていることは?
- 私も中堅になったので、ラインのスピードに付いていけない新人さんをフォローし、全体の足並みをそろえるよう努めています。機械が動いているのをただ見ているのではなく、その間に次の作業を準備するなど、作業時間を短縮するテクニックを教えています。
とある一日の流れ
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20:00
- 出勤
- 今週は夜勤。日勤のチームが進めていた作業を引き継ぎ、製造をスタート。
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21:45
- 休憩
- 前半に15分休憩が1回あります。
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22:00
- 作業再開
- ライン作業を再開。変わった形状のオーダーが入ったので、みんなで作り方を話し合います。
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23:45
- 休憩
- 45分の長い休憩を取ります。ご飯を食べてひと休み。
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0:30
- 作業再開
- ライン作業を再開。
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2:45
- 休憩
- 後半にも15分の休憩があります。
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3:00
- 作業再開
- 今日の仕事も残り少し。ラストスパートです。
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5:00
- 退勤
- 今日の業務は終了です。お疲れ様でした。
※上記の勤務時間はあくまで一例です
※日勤・夜勤は原則1週間ごとの交替制です
※交替制ではない部署もあります
取材日:2021年8月