スタッフインタビュー

対話を通してお客様との絆をつくる。経験者ほど働きやすさに気がつく環境になりました。

小林 俊彦
カスタマーサービス部1課 主任
2006年入社
お客様と顔なじみの関係になりながら、ニーズを引き出す仕事です。

東洋テックビルサービスでの営業スタイルは、いわゆるルート営業です。すでに当社のいずれかのサービスを利用してくださっているお客様のもとへ伺い、会話をする中でお困りごとをお聞きしながら新たなサービスや工事を提案しています。たとえば、共用部の日常清掃をご利用いただいているお客様がいらっしゃるとすれば、そこに消防点検や貯水槽清掃をはじめとしたサービスも提案していくイメージです。お客様が管理されている物件に伺う際は、契約している箇所の清掃状況はもちろん、契約外の部分の汚れ具合もしっかりチェックして、新規取引の糸口を探しています。業務的には外回りもありますが、見積書・稟議書・契約書の作成やメール対応といった内勤業務が同じくらいの割合を占めます。常に外出できるわけではないので、このバランスをいかに取るかが当社の営業のむずかしさと面白さのように感じます。

とにかく会うことを考え、信頼を積み重ねています。

現在、本社の営業部署には12名の社員が在籍しており、大阪・京都などのお客様をエリアに分けて担当しています。私の場合は最近、西区と都島区に担当することになりました。数にすると150社程度のお客様と関係づくりをしている最中です。初訪問から、いきなり距離を縮められることはほとんどありません。何度もお会いしてお話しすることで信頼関係は築かれていくものだと個人的に考えており、見積書の送付といったメールを送れば完了してしまいそうなものも、時間が許す限り直接お渡しに向かっています。そうした姿勢が認められて、エレベーターのリニューアル工事をはじめとした高額な費用が発生する取引を成立できたときは非常にやりがいを感じますね。もうそろそろ勤続20年という節目を迎えますが、最初に獲得できた大型契約のことはいまも覚えています。新しく入社される方にも、この喜びをぜひ味わっていただきたいです。

会社の規模も大きくなり、より働きやすい環境になりました。

2022年と2023年にグループ内の会社を再編して合併したことで、6社が1社になりました。それに伴い、もともと強みであった設備管理の人員も補強され、新たに清掃などの機能も強化されています。営業視点で考えると単純に提案できる手札が増えたので、チャンスを逃すことがなくなりました。規模感が大きくなり対外的な信用が増したことも、契約獲得の追い風になっています。また、古い物件の場合はバブル期に導入したエレベーターやポンプといった設備が軒並み入替の時期に来ているため大型案件もまとまりやすい状況です。自分が入社したときと比べると各段に営業がしやすくなりました。給与形態の見直しも計画されているので、今後ますます職場環境は良くなると思います。10年・20年先を見据えながら働ける会社になるように、私もできることがあれば貢献していくつもりです。

なにも知らないところから一歩ずつ成長中。やさしい人が多いから続けられます。

福本 雅治
設備管理部設備管理課2グループ
2018年入社
チームでさまざまな建物の安心と安全をつくっています。

所属する設備管理部設備管理課では、マンションやビルの消防設備の点検や貯水槽の清掃などを行っています。消防設備の点検は各種感知器や設備が正常に作動するか、消火器に異常がないかをチェックする仕事で、マンションの場合は各お部屋にも入らせていただくため住民の方へのコミュニケーションも大切です。また、貯水槽の清掃は時間との勝負で、タンクの中に入ってブラシと洗剤できれいにしたあとに塩素を散布するまでの流れを素早く行うことで、断水する時間が少しでも短くなるようにしています。どの作業も2~3名のチームで取り組むので、ベテランの先輩たちと作業できるのが非常に心強いです。みなさんのおかげで、まったくの初心者から成長していけました。チームで動くというのは、新しいことを始めたいと考えている方にとって大きなメリットだと思いますね。

働いて初めてわかった魅力がたくさんありました。

当社で働くまで消防設備の点検も貯水槽の清掃も、そういう仕事があることを知りませんでした。知識ゼロの状態からスタートしたので、学ぶことがたくさんあります。実務的な部分はもちろんですが、仕事の魅力についても多くの発見がありました。そのひとつが、人々のやさしさにふれられることです。夏場にマンションのお部屋へ火災感知器の点検に行くと冷たい飲み物などをいただくことがあり、うれしくて元気が出ます!それに、貯水槽清掃のときは、普段入ることができない屋上での作業になるため景色が良く、20階建てのビルの屋上から見た風景は壮観でした。東洋テックではグループ各社の代表がそれぞれの部門でスキルを競う実技コンテスト「S-1」を開催しており、そこで仲間たちと腕試しができるのも面白いです。以前出場した際の設備管理部門のお題は、火災感知器の断線修理でした。そのときは優勝を逃したので、次回は優勝を目指します。

次は自分が後輩を引っ張れるようにスキルアップし続けます。

東洋テックビルサービスの教育体制はとても充実しています。入社後は滋賀県にある外部の研修施設で各種業務の基礎を学ぶ講習を3日間受講し、その後はOJTで仕事を教えてもらえました。多くの先輩たちがフォローしてくれるので、人間関係に悩むことなく目の前の壁に果敢に挑戦していけます。最初に自分の成長を感じたのは、入社3年目のタイミングで、仕事の流れの中で単独で消防点検を任されたことがありました。うれしさと不安で胸がいっぱいになりながら点検に取り組み、何事もなく終了したときは大きな達成感を覚えましたね。資格取得も会社がバックアップしてくれるのも魅力で、「消防設備士乙種6類」を取得し、現在は「第二種電気工事士」を勉強中です。次は火災感知器の工事ができる「消防設備士甲種4類」を取得したいと考えています。後輩も増えてきたので、頼りにしてもらえる存在になるのがいまの目標です。これからも、スキルと知識を磨いていきます!

休日数が多く余裕を持って働ける!だれもが長く続けられる職場を目指してがんばっています。

岩﨑 民平
クリーンサービス部日常清掃2課 主管
2019年入社
清掃業務はシンプルだけど、奥が深い仕事。

清掃作業は大きく分けると、日常清掃と定期清掃があります。日常清掃は掃除機がけやトイレ掃除、モップがけなど普段のお掃除でもなじみのある作業が中心です。定期清掃は月1回や3ヵ月に1回といった頻度で行う専門的な清掃で、ポリッシャーと呼ばれる専用の機械を使用して床のワックスがけなどを行います。定期清掃は技術と知識が必要ですが、日常清掃であれば初心者から始めてもすんなりと覚えられます。とはいえ、洗面台であればタオルで拭き上げるところを、エレベーターのスイッチを吹き上げる場合には繊維が残らないマイクロファイバークロスを使用するといった感じで道具の使い分けもありますし、効率の良い作業方法や細かいところのテクニックなども考えていくと、なかなか奥が深いです。現場がきれいになったときの達成感は大きいので、ぜひ体感していただきたいですね。

丁寧な接し方とやる気を引き出す指導を心がけています。

東洋テックビルサービスでは、オフィスビルから学校施設まで多くの物件を管理しており、2022年と2023年に合併したことで、さらに範囲と数が拡大しました。その中で主管(一般的に課長クラス)として大阪府内にある数十件の物件を担当し、巡回や人手が足りない現場のサポートを行っています。現場作業はパートスタッフが中心で年上の方も多いので、相手を敬い丁寧に接することを忘れません。新人教育については、マニュアルである作業手順書を参考にしながらOJTで2週間ほどかけて指導します。SKやケレンといった専門用語もありますが、まずは「習うより慣れろ」で実際に動いた方が覚えやすいです。また、教育を行うときに意識しているのは、とにかくほめること。まだ足りない部分より、できている部分を認めていくことで、やる気を引き出しています。だいたい2週間ほどでみなさんひとり立ちできていて、早い人では3日間でマスターしたスタッフもいました。

会社のこれからを支える人たちが続けられる環境をつくりたい。

私は同業他社から転職した中途入社組です。別の職場から移った理由は、職場環境の良さでした。当社は土日祝がお休みで、年間休日も128日あります。おかげで休みの日に家族とドライブに出かけたり、旅行に出かけたりとプライベートも充実しました。それに、当社は社員のスキルアップに熱心で、必要な資格取得については全額会社負担です。東洋テックグループ全体の従業員とスキルを競う実技コンテスト「S-1」も毎年開催され、2023年に清掃部門で優勝できました。同年に主管にも引き上げてもらえたので、ますます会社のためにがんばろうと燃えています。最近ではお掃除ロボットを導入している現場もあるため、時代に応じた清掃オペレーションの開発をしたいですね。また、これから仲間が増えていく中で、中間管理職の役割が重要になるはずです。中堅として活躍する社員たちがもっと働きやすくなるように、思いつくことがあれば積極的に提案していきます。