スタッフインタビュー

『ものづくりの面白さ』を知り、人生が変わりました

鈴木 政信/レーザー課 (1994年)
〈略歴〉
1994年 配送課 配属
1996年 マテリアル2課 異動
2000年 レーザー課 係長 
2016年 レーザー課 課長
現在に至る
01.ドライバーとして入社し、製版業務に飛び込んだ

元々運送の仕事をしていて、当社にはドライバーとして入社。お客様のもとへ製品を配送していました。
その後、職場で関わっていくうちに段々と製版業務の面白さにひかれ、やってみたいと思うように。部署の欠員が出たタイミングで会社に相談すると「挑戦するのはいいことだ」と異動させてくれました。当時の上司には感謝しています。
異動先では当時最年少で、先輩に教えてもらいながら仕事を頑張って覚えました。配送の立場から製版の現場を見ていましたので、覚えるスピードは早かったと思います。

02.あのとき決断をした自分が正しかったと思える

現在はシリンダーのクロムメッキ処理などを担当しています。配送時代に比べ、体力的にキツイ作業が減ったので体への負担が減りました。座りっぱなしのドライバー時代と違って適度に動きますし、健康のためにはちょうどいい運動量です。

グラビア印刷は低コストで大量生産できるメリットを活かして、さまざまな製品に使われています。例えば冷凍食品のパッケージや、菓子容器のフタなどがそうです。まさか自分がその製作に携われるとは思ってもいなかったので、あのとき決断をしてよかったと思います。
私はこの仕事で『ものづくりの面白さ』を知ることができて、人生が変わりました。

03.理解しようとする意欲のある人と一緒に働きたい

定期的に設備を入れ替えますので、その度に作業効率が良くなりますが、操作方法を覚えなおしたりすることが大変です。ただ、労力を上回る利便性がありますので、それを考えれば頑張れますね。少し前に最新機器を導入した現在のラインは非常に成績が良いので、的確な操作とメンテナンスでこの状況を維持していきたいです。

一緒に働きたいスタッフの人物像ですが、個人的には物事を理解しようとする意欲のある人が好きです。複雑な作業はありませんので、私のように業界未経験でも、入社後に覚えられます。ですから、学ぶ意欲さえあれば、誰でも活躍できる職場だと思いますよ。

同じ年代の仲間を増やして一緒に会社を盛り上げていきたい

富永 祐子/システム部 (2017年4月)
〈略歴〉
2017年4月 システム部 オペレータ 配属
現在に至る
01.見慣れた商品の舞台裏で私たちが頑張っています

システム部の主な仕事内容は、お客様からいただいたパッケージデザインを要望通りにデータ化し、工場に転送することです。業務は専用のPCソフトですが、通常のオフィスで使用するような画像編集ソフトでグラデーションや色の調整を行う場合もあります。
扱っているのはインスタント食品のフタ部分など。見慣れた絵柄が多く、商品になる前の工程を見られるので楽しいですよ。
当社は商材ごとに担当者を割り振られ、納品まで任せてもらえるので、その点がいちばんやりがいを感じます。

02.就職活動中の職場見学でこの業界に興味を持った

入社のきっかけは、工業高校でデザインを勉強する中、特に印刷関係に興味を持っていた自分が当時の就職活動中に、先生からこの会社を勧められたことです。オフセットや活版などごく僅かな知識しか無かった自分にとってはグラビア印刷や製版業界という世界はとても新鮮でした。 
その後、実際の見学と面接でグラビア印刷について詳しい内容を聞き、有名な商品に携われるところに面白さを感じて入社。
入社当初は、思っていたよりもわからないことだらけで、意見を聞きに何度も上司のもとに行った記憶があります。1年ほど経つと仕事の流れが把握でき、徐々に手応えを感じるようになりました。

03.お客様とのやりとりは事前準備をしっかりしてから

デザインの仕事はお客様とのやりとりをいかにスムーズにできるかが大切です。例えば、印刷される前の段階で、文字や絵柄のチェックをする青焼きと呼ばれる工程がありますが、この段階で何度も細かい修正が入ってしまうと、納期に影響が出るんです。この工程は必要最小限で済むように事前準備や確認を心がけています。

私は新卒でこの会社に入社して5年目になり、会社にも馴染み、仕事も大分スムーズにこなせるようになりましたがその反面、同世代の社員がほぼいません。その点は関しては、少しさみしさを感じることも。
ですから、今後は自分と同じ年代の方にもっと入社してもらって、一緒に会社を活気づけていきたいですね。

クリエイティブ部署からの転身で営業へ。得たものは大きかった

三ヶ原 祥江/営業部 (2004年4月)
〈略歴〉
2004年4月 システム部 入稿室 配属
2014年10月 システム部 分色オペレータ 異動
2018年10月 営業部 異動
現在に至る
01.デジタル化の中でグラビア印刷に可能性を感じました

デザインの専門校に通っており、卒業後は就職を希望していましたので、学校からの紹介で入社。職場見学で当時の社長から「うちにきませんか?」と声をかけていただき、社内の雰囲気も明るかったのでここで働きたいと思いました。
当時の製版業界はちょうどコンピュータ機器の導入が進み出した頃。オフセットに比べてデジタル分野で多様性があるグラビア印刷に興味がわいたことが入社の決め手でした。
自分が学校で学んだwebの知識を活かせれば、会社の役に立てるのではないかと考えていましたね。

02.別の部署と交流し「自分はずっと同じ現場でいいのか」

入社後は10年ほどデザインの現場で入稿の仕事をしていました。社内で他部署の方たちと交流する中で「自分はずっと同じ現場でいいのか」「新しいことにチャレンジしたほうがいいのではないか」と考えるようになり、上司に相談して営業に異動したんです。
現在は主に地方のお客様を担当し、受注から発注書、見積書の作成、色校などを担当。システム部の作業経験を活かしてほかの営業スタッフのサポートもしています。
クリエイティブ出身の私は、お客様が現場に求めていることが専門的な視点からわかります。ですから伝達ミスを事前に防ぎやすく、時間のロスを削減できるようになりました。

03.ベストな働き方は会社の理解と協力があってこそ

今後は会社の中核として労働環境の整備など、よりよい働き方の提案をしていきたいです。
私自身、社内で異なる部署を経験して得るものがたくさんありました。ベストな働き方は会社の理解と協力があってこそですから、どの部署でもやりがいが見つけられるような会社を目指して行動したいです。

グラビア製版の仕事に必要なのは集中力や想像力。校正など細かな作業が多いので、集中力のオン・オフが大事ですね。また、納品するのは商品でいえばまだ製作過程のもの。パッケージ化された完成形を想像できる力も重要です。印刷業界で自分の力を発揮してみたいと思う方は、ぜひ応募してください。