病院スタッフインタビュー詳細

周囲との連携を大切に、多角的に患者様をサポートすることを心がけています。

Y.Fさん
リハビリテーション部
理学療法士
平成26年入職
令和5年4月副主任に昇格
憧れの職業を現実に。

小学4年生のとき、大事なテニスの大会前に靱帯を損傷したときのことは今でもよく覚えています。監督からは出場不可能と言われたのですが、理学療法士の方が治療やテーピング、サポーターなど、熱心に処置してくれたおかげで出場することができ、結果、大会で優勝。その後も続けてケアしていただき、小中高とずっとテニスを楽しむことができました。リハビリ中、治療にあたる先生の姿が強く記憶に残ったことが、理学療法士という職業に憧れるようになったきっかけです。
専門学校在学中、卒業生から当院について聞き、職場の雰囲気がよいと感じました。その後実際に自分の目で確かめようと見学へ参加したところ、スタッフ間のコミュニケーションがよく取れているなと好感を持ち入職を決めました。
上司からの勧めもあり、入職以来ずっと「地域包括ケア病床」を担当。急性期後に在宅での生活に不安が残る方を対象に積極的にリハビリを行う部門です。期限までに在宅へ戻れるよう計画を立てても、その通りに実施するのは大変だということもあり、疾患や患者様を理解して、できるだけのことをしなければという責任感は大きいです。ですが、患者様から「よくしてくれてありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、リハビリで自信をつけていく姿を見ていると嬉しくなり、そのことがやりがいに繋がっていると感じます。

大切なのはコミュニケーション。

現在、とくなが病院で働けているのは周囲のおかげです。当初は分からないことも多かったですが、周囲が優しく指導してくれたおかげで、業務だけではなく社会人としての姿勢も学ぶことができました。職場のみんながそれぞれ患者様のことを思いやり向き合っていることが伝わってきて、尊敬できる存在です。また、患者様のご様子は病棟とリハビリで全く同じとは限らないため、書類を作成する際は看護師と連携を取り、病棟でのご様子について質問することもあります。リハビリの面からだけでなく、多角的な視点を持って患者様をサポートできるのが当院の魅力だと思います。
今後の目標は、今まで以上に様々な症状の患者様に積極的に関わることです。現段階の知識ではできないこともありますので、上司に質問したり、自主的に勉強会に参加したりと、もっと成長したいと思っています。現在は入院業務メインですが、いずれは訪問業務なども行ってみたいです。
当院は急性期から維持期、回復期まで、幅広く関わることのできる環境です。困ったときは上司や同僚が手助けしてくれます。ぜひ一緒に仕事ができたらなと思います。

一覧ページへ