あなたは大丈夫?!覚えておきたい「バスの乗り方・調べ方」たった2つの実践でバスにスイスイ乗れる方法!
地方では、生活の中心に車は欠かせない乗り物。しかし、そんな環境で暮らしてきた方でも都会に来るとバスや電車での移動を余儀なくされます。また普段から電車移動がほとんどの方や小さい頃は良くバスにも乗っていた方にとって、違う地域や久しぶりのバスは少し緊張してしまうもの。
あなたにも、そんな経験ありませんか?
バスは地域で乗り方が違いますし、今はICカードを利用する時代になりました。
また、バスは交通事情で移動時間が読みづらく、何よりどこに向かうのかが分からないといったことで敬遠してきた方も多いことでしょう。
そこで今回、そんなあなたのためにバスに乗る時、実践していただきたいポイントを2つにまとめてみました。いまさらながら「バスの乗り方をお節介にもおさらい」。さらに、目的地までのルートが簡単に分かるサービスをご紹介します。
これを読んで、あなたもぜひ仕事にプライベートに、バスに乗る習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ルート案内サービス決定版!目的地までのルートを調べる習慣をつけよう!!
まずは実践していただきたい1つ目はルートを調べる習慣をつけること。
移動に不慣れな人、じつはかなり多いですよね。
まず目的地に到着する方法を調べることに大苦戦。あなたはどうですか?
車ならナビで簡単に行ける所も、電車やバスを乗り継いで行くのは大変です。
しかし今、パソコンまたはスマートフォンがあれば目的地までのルートを案内してくれる、とても便利なサービスがあるのです。あなたも1度は使ったことがあるのでは?というほどメジャーなサービスなので安心!しかも無料!!
そんな神サービスの名前こそ『ヤフー路線情報!』
※このヤフー路線情報は、Webサービスとスマホアプリがありますので、パソコンからでもお手持ちのスマホからでもお使いいただけます。
「なんだ」と思われたでしょうね。わかります。しかしこのサービス、電車の乗換案内程度としか思っていない人も少なくありません。しかも、このようなルート案内サービスは乗換案内以外が有料になっている事が多く、だから無料で利用できるヤフー路線情報なのです。
では、今日はこちらを使って目的地への到着ルートを探して行きます。
さっそくWebかスマホでヤフー路線情報を開いて下さい。
ヤフー路線情報トップページ
ヤフー路線情報のトップ画面はこのような感じになっていて、すぐに行き先を検索できます。
注目していただきたいのが「出発・到着の入力欄」です。薄い文字で「駅、バス停、住所、施設」とあります。
つまり、
・バス停の名前が分かっているなら「バス停の名前」
・バス停の名前が分からない場合は「住所や施設名」
で検索ができるのです。
もちろんバス停から目的地までの経路もしっかり案内してくれます。百聞は一見にしかず、まずはやってみましょう!!
細かい設定は検索結果を見てから変えてみたほうが効率的なため、とりあえず以下の4項目を入力して検索します。
ただ、出発時刻はページを開いた時やアプリを開いた時の時間が入るため急がずともルートだけわかれば良いという人は、最低①と②だけ設定するだけでも大丈夫です。
- ①出発地
- ②目的地(到着地)
- ③出発時間・到着時間の設定。始発・終電も一操作で設定できます。
- ④何で移動するかを選択します。
たったこれだけの設定であなたが目的とする場所のルートを複数提示してくれるのです。
さらに、このヤフー路線情報のすごいところは「こんな所どうやっていくの?!」というような場所も瞬時に分かってしまうところ。
例えば、
『今ここにしばらく会っていなかった友人が暑中お見舞いで送ってきた1枚の葉書がある。住所は千葉県だけど、近くの駅やバス停が分からない。インターネットで地図を開いてと、、千葉県○○市○○町は、、あったあった。では、その近くに駅かバス停は・・・どこだ?!あれ、家はどこだった?ああもう!!』
『でも、ちょっと待って。今年は暑いしせっかく千葉に行くなら九十九里海岸にも行きたいな。到着欄に「九十九里海岸」と・・・あれ、検索結果が出ない。』
『いろいろ便利だなぁ。せっかくだから温泉でも探してみようかな。』
『こんな山間にある温泉なんて行けるのだろうか・・・。
車でいくにしても大変な場所なのに。』
『でも、バスを何度も乗り継ぐのはちょっとつらい。とりあえず近場に出掛けよう。名前なんだっけ?』
いかがでしたでしょうか?
ヤフー路線情報は、路線である電車乗換やバスルートだけでなく、総合的に最適な組み合わせのルート情報を提供してくれるのです。あなたの行きたい場所へあなたを導いてくれるサービス。ぜひ一度お試しください。
それでは、久しぶりにバスに乗らなければいけなくなってしまったあなた。バスに乗る際、あわてないようにしたいですよね?
もちろん「バスの乗り方なんて知ってるに決まってる!」という方も、最近はICカードが導入されていたりするのでぜひ一度ご覧いただければと思います。
基本的なバスの乗り方【3通り】を覚えよう!
さて、目的地も定まったところで、今度は実際にその場所まで行かなければいけません。
電車は簡単だけどバスは不安、という方も少なくありません。
それもそのはず。
・聞いたことのない地名だから
・複数の路線があるためどのバスに乗れば良いのかわからないから
・バス停で降りた後のことを考えると自分が目的地に辿りつけるのか
等々、何となく不安になる材料が多いからです。
バスを降りてからの目的地までは、ヤフー路線情報の「地図でルートを表示」することでバスを降りてからのルートは分かりました。
ではバスの行先はどうしたら良いのでしょうか?
実はどのバス会社のどの系統、どこ行きのバスに乗れば良いか、それもちゃんと検索結果に表示されています。
複数の路線があるのでどのバスに乗れば良いかわからない人もこれで安心ですね。
ただ「複数の路線がある」ということは目的地に行くバスが複数あるということでもあります。
ヤフー路線情報は当然時間帯によって乗るどのバスに乗れば良いかも対応していますので、前後の時間をチェックしておくと良いでしょう。
では、今回実践していただきたい2つ目のポイントは、バスの乗り方をたった【3通り】覚えていただくことです。
しかもとても簡単。これだけ覚えておけば全国のバスにスイスイ乗れてしまいます。
それではバスの乗り方について解説していきます。
バスの乗り方
路線バスにもいくつか種類はありますが、基本的にはコミュニティバスと路線バスを覚えておけば大丈夫です。
コミュニティバス
コミュニティバスはコミュニティと名つく通り、主要幹線以外の細い道で比較的短い距離を巡回しています。一般的な路線バスタイプのものもあれば、写真のようにやや小ぶりなバスもあります。
なお日本のコミュニティバス一覧はこちらからご覧いただけます。
また、コミュニティバスは料金体系もリーズナブルとなっており、都内では基本的に現金のみ1乗車100円としているところが多いようです。
この場合、100円でどこまでも行けますので大変お得です。乗車方法も非常に簡単。写真のようなコミュニバスなら前方から乗車し前払いで料金を支払います。これを『前乗り・前払い』と言います。
コミュニティバスは、交通事業者が赤字路線から撤退してしまった際に、高齢者や障害者、学生などの交通手段が失われないよう、市町村等が費用を負担してバスを委託運行することが多いのです。
路線バス
次に路線バスです。基本的に路線バスは、席数も多く比較的長い距離のある大きな道路を大勢の人を乗せて走るイメージがあると思います。
そのイメージはそのままですが、「乗り方」がじつは良くわからない・難しいという声を意外と多く耳にします。
しかし、そんなあなたに朗報です!今まで何となく敬遠しがちだったバスの乗り方。じつは3通りの乗り方パターンを覚えておくだけで全国のバスに乗ることが可能です。
また、最近はICカードが利用ができるようになり、便利になった分それが分からないという人もいますので、最近の乗車事情を交え、バスの乗り方を解説していきます。
全国の路線バスに対応!乗り方パターンは3つの乗り方パターンを覚えておくだけ!!
日本を走るバスは基本的に2つの乗降口を持つ車両がほとんど。そのため、乗り方のパターンも必然と絞られるため実はカンタンに乗ることができる乗り物なのです。
路線バスの乗車パターン
① 後乗り ⇒ 後払い ⇒ 前降り ※距離に応じた運賃を支払う整理券方式
② 前乗り ⇒ 前払い ⇒ 後降り ※定額運賃を支払う先払い方式
③ 前乗り ⇒ 前払い ⇒ 前降り ※全国的に希少
ほぼこの3通りしかなく主流は①と②のみ。なぜなら「前乗り⇒後払い⇒後降り」ということはまずありえませんので、このようなパターンが出来上がるのです。
ただし、3つの注意点があります。
1点目は呼び方の問題ですが、後乗り・後降りを中乗り・中降りと呼ぶことがあります。
2点目は「前乗り⇒前払い⇒前降り」のパターンも存在するということ。ただ、この方式は全国的にも希少なため、今回は除外しています。
3点目は『前乗り停留所事前申告払い』という乗り方があるということ。つまり「前乗り前払い」になりますが、予め運転手に降りるバス停を告げた上で距離に応じた分の料金を先に支払う方式ということになります。
①と②の方式を足した感じで、電車を思い浮かべていただければ難しいと感じることではないのかも知れませんね。
もちろんこのような場合にヤフー路線情報は非常に心強い味方になります。ぜひ日頃から慣れ親しんでおかれることをおすすめいたします。
ただ、この方式は千葉の一部を走る路線バスと東京都下を走る「小田急バス」、神奈川の「神奈川中央交通」、埼玉の「西武バス」、奈良の「奈良交通」などでも採用されているとのこと。エリアをまたいで運行するような路線の場合、この方式が採用されることが多いとのことです。
乗車の際の注意点
現在の主流である整理券方式と先払い方式、いったい何がどう違うのでしょうか?
- 先払い方式
まずは先払い方式についてご説明します。先払い方式は、前の扉から乗車した際にバス料金を先に支払う方式です。そのため料金は均一化されているバスが一般的となります。また、現金のみで受け付けていることも良くありますので小銭を用意しておくとよいでしょう。
- 整理券方式
整理券方式は、後ろの扉から乗車した際にICカードをICカードリーダーにタッチする、もしくは整理券を取って乗車する方式です。料金は後払いとなります。路線バスの多くがこの方式を採用しており、走る距離に応じて料金が変わります。
乗車時にICカードリーダーにタッチし「乗車した場所」をICカードに記録させます。降りる際は、料金箱に設置されたICカードリーダーにタッチすることで、そこまでの料金が瞬時に差し引かれ支払が完了します。
また、ICカードを持っていない人もいるため従来通り整理券と現金を一緒に料金箱へ投入することで精算を行うこともできます。- その他、支払以外の注意点としては2点。
-
- ・アナウンスをしっかり聞いておくこと
- ・事前にヤフー路線情報で地図をしっかり見ておき、建物の位置関係などを多少でも把握しておくこと
また、どうしても不安な人はバス運転手さんに目的地のバス停が近くなった時に教えて下さいと乗ってすぐの時や停車中にそっとお願いしに行くと良いでしょう。
基本的には親切に教えてくれるバス運転手さんがほとんどですよ。
降車方法
バスを降りる際は、「降車ボタン」を押します。降車する時は、できるだけ余裕を持って降車ボタンを押すように心掛けましょう。
もし目的のバス停で降車できるかどうか自信のない場合は、停車中にバス運転手さんに聞いておくようにします。
目的地のバス停に近づくと教えてくれたりしますので、あまり長い距離を移動しないことが分かっている場合は、できるだけスマホをいじったり、ヘッドフォンをつけて音楽を聞いたりするではなく、景色を楽しみつつアナウンスに集中しておくことが大切です。
役立つサービスでバスをもっと身近に
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した2つのポイントをぜひ日常に取り入れてみて下さいね。
今のバスは昔と比べて料金を支払うことも利便に、そして効率的に改善されてきていることをお解りいただけたなら幸いです。
時代により昔から馴染み深いサービスが形を変えてしまうのは、仕方がなく少しさみしいものですが、バスはあなたや私たちが生きる今や未来にとって、ずっとやさしくあり続けている姿に変わりはありませんね。
今までのバスは、確かにそのままでは利用しにくいものだったのかも知れません。しかし今は違います。このようにあなたの役に立つ、社会を動かす力になる、そんなサービスが出てきてもっとバスが快適で便利になったはずです。
このようなサービスをうまく使っていただき、あなたにとってバスをもっと身近なものにしていただくことを願っています。
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