無資格から介護のプロへ。
安心して成長できる職場です。
田路 侑菜さん
2023年入社
PROFILE
前職は接客販売業。2023年9月に非正規の介護職員として入職する。その後、特別養護老人ホームむれさき苑に配属され働きながら、介護職員初任者研修の資格取得を目指す。同年11月に資格を取得。2024年4月より正職員として活躍する。休日は子どもと出かけて気分をリフレッシュしている。
入職のきっかけは?
以前までメガネの販売に携わっていて、介護業界とはまったく違う職場で働いていました。そこから転職を考えたときに、当法人を選んだのは母の影響です。介護福祉士の資格を持つ母はサービス提供責任者として働いていて、自分の経験からも介護の仕事の良さを教えてくれました。その言葉に背中を押され、思い切って無資格から応募したのがきっかけです。
周りの支えもあり経験ゼロから成長できた。
接客業を長くしてきたので、コミュニケーション力には自信がありました。とはいえ、介護業界はまったくの未経験。最初の1ヵ月間は、おむつのパッド交換や認知症の方へ対応などで戸惑うことが多かったです。そんな不安を乗り越えられたのは職員のみなさんの励ましの言葉が大きく、みなさんを頼りにしながら覚えていけました。資格取得に関しては実務を経験しながら勉強できたからこそ、知識を吸収するスピードが早かったです。おかげで、入職から3ヵ月後に介護職員初任者研修を取得でき、費用についても法人がすべて負担してくれました。
お声かけを工夫しながら利用者様と関係を築く。
利用者様と長く接するうち、個々の方に最適な対応ができるようになってきました。たとえば、お風呂を拒む方に対しては直接的に入浴を勧めるのではなく、「ちょっと散歩しましょう」とお誘いして、少し外気にふれたあと「お体が冷えてきましたから温めましょう」とご提案して入浴へとつなげることもあります。最近では利用者様と関係を築けてきて、「髪を切ったの?」「お姉さんでよかった」とおっしゃっていただけるのでうれしいです。1ヵ月ほど入院されていた認知症の方が、退院後も私のことを覚えてくださっていたときは感動しました。
利用者様のため、さらにスキルアップを目指す。
普段からご年配の方に意識が行くようになったのは、働いてから大きく変わったところです。プライベートでも気になるご様子の方がいらっしゃれば、お声をかけるようになりました。当施設で働いていなければ、ここまで行動できなかったと思います。介護への意欲は高まっていて、現在は介護福祉士の資格取得へ向けて実務者研修の勉強中です。上司からも業務を任せてもらえたり、意見を求められたりすることも増えてきました。なにより、利用者様に「ありがとう」とおっしゃっていただけるとうれしいので、もっと成長を目指してがんばります。
1日の流れ
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16:30
出勤・申し送り・夕食準備
夜勤は2名で対応。日勤の職員から申し送りを受けたあとは、夕ごはんに向けて利用者様ごとに必要なお薬を準備し、離床をサポートします。
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17:30
食事介助・口腔ケア・排せつ介助・臥床介助
食堂にみなさまが集まれば、配膳して食事提供を行います。食後の口腔ケアや排せつ介助を終えれば、お部屋のベッドへ戻るサポートを行います。
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20:00
記録・居室の巡回・コール対応
利用者様がお部屋に戻られたあとは、その日の記録をPCで作成します。作成後はお部屋を巡回してご様子を確認しながら、呼び出しがあれば都度対応。
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22:00
休憩
1時間休憩します。
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23:00
居室の巡回・排せつ介助(オムツ交換)
休憩後にお部屋を回り、必要な方へ体位交換やオムツ交換を行います。
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2:00
仮眠
1時間仮眠を取ります。
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3:00
居室の巡回・排せつ介助(オムツ交換)・記録
必要な方のオムツを交換し、夜明け前に業務日誌に夜間のご様子を記録します。
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5:30
離床介助・配膳・食事介助
朝食前に利用者様の離床をサポートして食堂へ誘導します。みなさまが揃えば食事介助を行います。
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9:00
申し送り
出勤してきた日勤の職員へ気づいたことなどを共有します。
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9:30
退勤