介護経験の始まりは、専業主婦をしていたときの同居家族の在宅介護です。当時は介護保険制度がなく、今のように携帯などで気軽に情報を調べられる環境もありませんでした。『家庭の医学』を片手に、手探りで介護に向き合ったのを覚えています。そうした経験から、ケアを必要とされる方やご家族に、何かお手伝いできることあれば、という思いで介護の世界へ。さまざまな現場で経験を重ねる中で、生まれ育った田原本町に関わる仕事がしたい思いが芽生え、こちらの事業所に入職しました。
現在は、主任ケアマネとして在宅介護支援センターのセンター長を務める一方で、訪問介護の管理者も兼務しています。センター長としては10年以上の経験があり、訪問介護では、職員の配置や組織の調整などを担っています。大切にしているのは、私もヘルパーとして現場に入ること。現場に立つ時間は私自身の活力になりますし、スタッフ目線でリアルな状況を把握することにつながります。学びは尽きず、今も毎日が勉強です。
寄り添い、助け合いながら。人と人がつながる職場です。
在宅の利用者様には、何かあったらいつでもご連絡くださいね、とお伝えしています。最近あったのは、高齢の方を狙った詐欺電話のご相談。「電話会社から2時間後に電話が止まると言われたんだけど……」とご連絡いただき、詐欺であることを説明すると「聞いてよかった~!そう言ってもらえたらほっとするねん」と安心していただけました。こうしてお役立ちできたり、利用者様に「ありがとう」「また頼むね」と言ってもらえたりするのが、この仕事を続けてきてよかったと思える瞬間です。
仕事するうえで大切にしているのは、メリハリをつけて働くこと。昔に比べて、必要に応じて他のスタッフに仕事を任せることも増えました。任せたあとに「あの件どうなりました?」と声をかけることで、自然とコミュニケーションが生まれ、助け合える空気づくりにもつながっていると感じています。
この職場のいいところは、人間関係の良さだと感じています。部署を超えてコミュニケーションがよく取れていて、情報共有は活発です。「できないことは一緒にやったらいいよね」という空気があり、一人に負担が偏らないように協力する文化が根づいています。私も上司として、スタッフたちが相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。特に、ヘルパーは年齢層の高いスタッフも多く、体力面や働き方の悩みを抱えがち。「上司である私の立場をうまく使ってくれたらいいからね」と、日頃から声をかけています。
また、職場全体に「無理なく働く」「何かあればお互い様」といった考え方があるため、お休みも取得しやすい環境です。スタッフそれぞれの事情に合わせて調整できるよう、みんなで支え合っています。ご興味のある方は、ぜひご応募いただければと思います。
2013年入職