私が当社を知ったきっかけは駅前でもらったチラシです。大学で福祉を専攻していたため、まずはアルバイトで現場経験を積もうと思い応募。
当社の理念である『自己選択・自己決定を重視した支援』という考え方に興味を持ちました。具体的には、利用者様が自ら主体的に選び取った生活を支援する点が他の福祉サービスとは異なり、大変魅力的でした。
最初にお世話をしたのは、文字盤で会話をする筋萎縮性側索硬化症(ALS)の利用者様。最初は戸惑いましたが、コミュニケーションがとれたときは「私でもできるんだ!」と胸がいっぱいになったのを覚えています。
今は利用者様の日常生活に関わる中で、さまざまな考え方や価値観を学ぶことができています。ご本人の悩みや成長に寄り添うことができ、とてもやりがいのある仕事です。
重度訪問介護の仕事は一人ひとりの利用者様に力を注ぐことができるため、当社の目指す支援のあり方をじっくり学び、経験することができると思います。
さまざまな考え方や価値観を学ぶことができています
「誰かの役に立つ仕事をしたい」と異業種から転職
高橋
前職はサービス業で12年ほど働いていました。さまざまな業務を経験させていただきましたが、もっと自分の視野を広げてみようと転職を決意。もともと「誰かの役に立つ仕事をしたい」という思いがありましたので、福祉業界に興味はありました。そのようなときに知り合いから当社のことを紹介してもらい、思い切って入社しました。
筋ジストロフィーの利用者様と初めて対面したときには「この方のお世話を自分ができるだろうか」と不安もありましたが、周りの協力もあり、すぐにそのような気持ちは薄れていきました。
当初はこちらが能動的にお世話をするのが介護、というイメージだったのですが、次第に、利用者様がしたいことをサポートする、一緒に何かにトライしていくという意識でいいのだと分かりました。
身体的な不自由を抱えながら、自身の成長のために頑張っている利用者様の姿を見ていると「自分も頑張らなきゃ」と、前向きな気持ちになります。
笑顔で1日を過ごす利用者様の姿を見ると嬉しい
佐藤
保育の専門学校を卒業してから幼稚園で6年、その後保育園で1年半ほど働きました。病棟保育に興味があったのですが、最適な施設が見つけられずにいたところ、友人から当社のことを教えてもらいました。
現在の私の仕事は、就労継続支援B型の生活支援員。身体障害、知的障害、精神障害、難病の方が仕事をする施設で、皆さんが仕事をしやすいよう支援を行ったり、排泄や食事の介助が必要な方には介助をしたりしています。
保育の仕事と違って相手が大人となり、コミュニケーションのとり方が多少変わりましたが、いまのところうまく対応できています。話好きな私にとっては利用者様と会話がたくさんできるので、働いていて楽しいですね。
私たちは利用者様が1日を笑顔で過ごして笑顔で帰り、翌日の通所を楽しみにしてくれることを目標としているので、その姿を見ると「この仕事を選んでよかった!」と思います。
安藤