スタッフインタビュー詳細

ここで過ごす時間が、利用者様との関係をつくっていきます。

中尾 晴菜
生活支援員
2016年入社
臨機応変に、細やかに。丁寧なかかわりが基本です。

保育の専門学校に通っていた際、当時お世話になっていた先生の勧めで入職しました。障がいのある方とかかわった経験は、専門学校の実習での数日間のみ。それも正直なところ大変な印象のほうが強かったのですが、まずはチャレンジしてみようと生活支援員として働きはじめました。
入社後は約3ヶ月間かけて各部署を回り、利用者様とスタッフの顔や名前を覚えました。また利用者様へのかかわりに関しては、先輩方は忙しいながらも実際の現場を見せて指導してくださいましたし、自分でも「どんな声掛けをしているか」をどんどん真似ていきました。利用者様は日によってさまざまな表情を見せてくださり、穏やかな日があればどこか怒っているような日もありますが、先輩方は臨機応変に、細やかに対応していたのが印象的でした。私自身、当然ながら丁寧なかかわりは支援の基本だと考えます。最近では後輩の指導など、かかわり以外の業務も増えていますが、できる限り時間をかけお一人おひとりと向き合うことはこれからも意識しようという思いでいます。

まずは数ヶ月、1年と、腰を据えてこそ気付くやりがい。

「自分に務まるかな」と半信半疑ではじめた生活支援員でしたが、入社し1年ほど経った頃には利用者様と過ごす日々にやりがいや楽しさを見出せるようになっていました。食事や入浴などの日常生活や各種活動を通して、障がいのある方への「わからない」「こわい」といった意識が薄れていったのだと思います。専門学校時代の実習での数日間という期間は、この仕事の良いところを知るのには短すぎたのだと今となっては痛感します。今後入社される方も、まずは数ヶ月から1年間、じっくりと利用者様と向き合ってください。もちろん、私がしたように困りごとがあれば周囲に気軽に相談いただいて構いません。一緒に解決策を考え、背中を押してくれる仲間が「心境荘苑」にはいます。また子育て中の方も活躍しており、お子さんの体調不良での急な休みにも快く皆でフォローするなど、助け合いの精神が根付いており私自身とても働きやすさを感じます。時間はややかかるかもしれませんが、この恵まれた環境のもと、少しずつ利用者様と良好な関係を構築していただければと思います。

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