高校卒業後から調理一筋の道を歩み、以前は産婦人科の厨房の責任者として、3食分のお食事やお祝い膳の調理を任されていました。10年近く勤めた職場でしたが、患者様の受け入れを取り止めることが決まり転職を決意。前職では家族との時間があまり取れずにいたので、勤務時間や休日を重視して仕事を探していたところ、フード・サービスコスモを見つけました。現在は大学の食堂に所属していることもあり、土日も休めるように。朝は早いものの、その分早く帰宅できるので、子どもの送り迎えやスポーツも楽しめています。前職と比べて、家族との時間が格段に増えました。また、働き方以外にも現場の調理師にメニュー作りや調理を一任して頂けるのは大きな魅力でした。もちろんそうなると、内容に偏りが出ないよう和洋中すべての料理を網羅する必要がありますが、その分、調理師としての腕をさらに磨くことができます。技術や視野は確実に広がっているので、やりがいも十分な環境です。
調理師、そして父親としての時間も大切にできる職場です。
家族との時間に、調理の腕を奮える環境。すべてがそろう会社に出会えました。
自分の色で、学生さんの心をつかむ料理を生み出したい。
チーフへ昇格し2ヵ月。調理だけでなくメニューづくりや現場の管理も担うようになり、まだまだ手探り状態なのも事実です。特に日替わり3品の考案に関しては、自身のアイデアだけではカバーしきれない部分もあるので、社内で共有しているメニューを参考にすることも。ですが、自身で考案したメニューであっても社内のレシピを活用したときでも、調理の仕事に携わる以上、『美味しいものを提供したい』という想いは変わりません。そのためには、スキルだけでなく自身や調理補助のスタッフも楽しんで料理と向き合うことが大切だと感じます。モチベーションによって料理の出来栄えも大きく左右されますからね。だからこそ、明るい雰囲気づくりは日々大切にしています。手がけた料理がお客様の元へ運ばれ、完食されたお皿が返ってくると、やりがいや手ごたえも大きいです。毎年3月には4年間在籍した卒業生が大勢でお礼に来てくださるので、喜びもひとしおです。そして4月からは新入生が入学するので、どれだけの学生さんが食堂へ足を運んでくれるのかと思うと今からワクワクします。今後は既存の在り方に頼るだけでなく、自分なりの基盤を確立できるよう徐々に特色を加えながら、一人でも多くの方に愛される食堂をつくっていきたいですね。
チーフ・調理師
2021年入社