現在は、ゼネラルチーフとして各現場の運営管理にあたっています。主に料理内容や盛り付け、原価といった調理業務全般に関して指導やアドバイスを加えることが役割です。とはいえ、自身の趣向や意見ばかりを通すと個性が失われてしまうので、調理を担うチーフの感性を第一にしながら、意見を交わすようにしています。また、施設を巡回する際は調理補助であるパートさんとのコミュニケーションも欠かせません。スタッフ全員が笑顔で働ける環境を提供できるよう、雑談を交え交流を深めたり、一人ひとりの声を吸い上げられる職場づくりを心がけています。お客様に喜んでいただける料理や美味しさは、調理人の技術はもちろん提供する人の心のゆとりも無ければ決して生まれません。だからこそ、スタッフが喜びや不安もすべて口にしやすくなるような上司でいられるよう、自分自身も笑顔でいることや相手の歩幅に合わせて寄り添うことは忘れずにいたいですね。
お客様やスタッフの、笑顔があふれる場所をつくりたい。
美味しさの追求だけでなく、スタッフの心を支えるのも私の使命です。
声を形にしやすい環境で、理想を叶えてもらいたい。
当社では、メニューの考案から調理まで現場のチーフに一任されるのでやりがいは大きいです。私自身、チーフのころは試作を繰り返す毎日でしたが、思いがけない食材の組み合わせから一つの料理を生み出せたときは喜びもひとしおでした。ですが、考案するのは日替わり3品と決して数は少なくないので、時にはSNSや飲食店で食べたメニューからヒントや刺激をもらうことも多かったです。アイデアを活かすのはもちろん、社内で共有しているレシピの中から料理を選択できるなど、自身の裁量で調理に携われることは大きな魅力だと感じます。社長との距離も近く意見を言いやすいので、調理人として抱く理想も形にしやすいのではないでしょうか。だからこそ新人の方には自分の意志を発信してもらいたいですし、私にもどんどん訴えてもらいたいです。声を挙げやすい環境は、私だけでなく社内全体でもつくられています。楽しく、そして確実にスキルの幅が広がる会社だと自信を持って断言できるので、肩肘張らずに安心して飛び込んでみてください。
2012年入社