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樋渡

PROFILE

樋渡 Hiwatashi

販売スタッフ

前職は飲食店勤務。販売職も経験してみようと仕事を探していたとき、年齢的にも和菓子がしっくりくるなと感じ、清閑院へ。モットーは「お客様第一」。常に笑顔でいることを心がけ、外国人観光客の多いお店で温かくお客様をお迎えしている。

心をこめたおもてなしと笑顔で、「また来たい」と
思い出していただけるお店を目指しています。

お仕事の内容を教えてください

和菓子屋ですので、贈答品をお求めになるお客様が多く、法事やお中元、お歳暮など、シーンに合わせたお菓子をお勧めし、販売することが主な業務になっています。特に京都は観光客の方が多く、日本人の方は贈答品やお土産などを探しに来店されますが、海外の方は食べ歩きをするための和菓子を欲しがる方がほとんど。買い方がわからず箱を指さされるお客様には、一つひとつの商品を袋に入れて買うこともできますよ、と身振り手振りを添えてお伝えしています。そうして初めは不安そうにされていたお客様が、帰り際に「ありがとう」と慣れない日本語でお礼を言ってくださったとき、笑顔で帰っていただけたときには、本当にうれしい気持ちになります。

お客様と接するなかで、どんなときに喜びを感じますか?

以前お越しになったお客様が「お友達を連れてきたのよ」とリピートしてくださったりすることは、うれしくも誇らしくもあります。先日も修学旅行生の方が「お母さんが京都に来たときに、『ここで買った商品がおいしかったからまた買ってきて』って頼まれました」とお店に足を運んでくれました。このように商品を気に入ってくださった方に、清閑院のファンになっていただくためには、私たち、現場で働くスタッフの努力が大切であることは言うまでもありません。これからも丁寧な心配りと気持ちの良い対応を心がけ、お客様から愛していただけるお店にしていきたいと思っています。

清閑院の自慢できるところは?

実は、私はもともと餡子や寒天といった和菓子に使われる材料の味が苦手でした。ただ、これはまったく嘘でも誇張でもなく、清閑院に来て「東山の峰」(ひがしやまのみね)というどら焼きを初めて食べたときに、そのあまりのおいしさに感動したんです。そこから粒餡やこし餡なども好きになり、和菓子の味を楽しめるようになりました。実際に多くのお客様が「清閑院の餡子が好きだから」とお店に来てくださいます。餡子に用いる小豆は厳選して仕入れており、工場で小豆を炊き上げる段階から手づくりしています。たとえ同じ餡子でも、最中とお饅頭では異なった仕上がりが求められますから、「このお菓子にあう餡子はどれだろう」と、商品に合わせた素材づくりから行えるところは清閑院の強みだと感じています。

清閑院で働く魅力を教えてください。

清閑院で働くスタッフの年齢層は20代から60代までと幅広く、男性も女性も長く勤めています。なかには20年、30年と活躍されている方もいるほど、従業員を大切にしてくれる会社です。スタッフ間の仲も良く、どうやってお店の売り上げを向上させていくか、日々アイデアを出し合い、店舗の販売に活かしています。みんなでいいお店にしようと同じ方向を向いているからこそ、世代間のギャップを超えて連携することができます。また、常に新商品が出てくるので、入って間もない私は新しい商品を目にするたびにとてもわくわくします。味わいも、見た目の華やかさも楽しめる。それが清閑院の和菓子です。お茶にも珈琲にも紅茶にも、さまざまな形でご紹介できるので、もっともっと多くの人々に愛されればいいなという想いでいっぱいです。

清閑院で一番好きな商品は?

お手づくり最中「黄金逢」こがねあわせ

北海道産の小豆を使用した粒餡を、香ばしく焼き上げた最中種で味わう手づくり最中です。これが、もう言葉にできないほどおいしいんです。餡子と最中が別々に包装されているので、外側の最中が本当にさくさく、ぱりぱりとした食感で、私の家族も大絶賛しています。挟む楽しみと餡子のおいしさを同時に味わっていただけるイチオシの商品です。

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