私たちは「医療サービスにハートをそえて」という理念のもと、患者様やそのご家族に心から安心していただける看護サービスを提供しています。
長期療養型病院、そしてターミナルケアとしての機能が中心の当院は、患者様が自分らしく最期の時期を過ごす大切な場所。そのことを真摯に受け止めて、その中で何ができるかを考えていかなければいけません。そのため、医療行為や介護技術だけでなく、人としての温かさや思いやりを重視したケアを大切にしています。
患者様の中にはコミュニケーションに難しさを抱える方もいらっしゃいますが、いつも優しい気持ちで寄り添い、心情を汲み取って理解することが大切です。どの患者様に対しても同じ気持ちで、心のこもった対応ができるようにしています。
私たちが目指す看護とは
職員に関しては、年代によって経験を積むために積極的に働きたいという時期や、子育てや介護と両立しながら仕事を続けたい時期など様々あり、それに合わせた働き方のニーズがあります。
当院ではそれぞれのライフステージにマッチした働きやすい環境を提供できる職場であるために、キャリアアップの研修や院内保育園の設置、心理的安全性の高い環境づくりなど、常に改善のための取り組みを続けています。
人は個々に能力や長所が異なります。私たちはそれを理解し、個々の良さを尊重しながら共に働いていきたいと思っています。そして、成長のために必要なのは意欲と向上心。入職後は当院の外部研修などを活用し、どんどんブラッシュアップしてほしいと思います。入院している患者様により豊かな時間を提供するため、一緒に頑張っていきましょう。
療養型のリハビリテーションについて
理学療法士
リハビリテーション科 科長
平成13年 入職
リハは急性期、回復期、維持期(生活期)の3つに分かれています。一般的な病院では急性期や回復期のリハが主流ですが、当院は長期療養型であり、維持期(生活期)のリハが中心となります。
私たちが関わるのは、患者様が急性期や回復期など変化の著しい状況から脱して比較的安定した状況へと進んでいく過程です。また、療養型病院として介護保険の分野に関与していますので、要介護度の高い慢性期の患者様のリハを担当します。
維持期(生活期)のリハ内容は、ベッド上の生活が長い患者様に対してそのかたにあった活動の向上を目的としたリハを行なったり、床ずれを回避するための支援をしたりといった特徴があります。また、様々な疾患について学ぶ機会もありますので、リハの技術や経験だけでなく、介護、医療分野の感性を身につけることができます。
リハビリテーション科として大切にしていることは、患者様に本当に良かったと感じてもらえるサービスを提供することです。私たちは「良かった」という言葉を裏づけるために知識と技術を磨き、患者様に寄り添いながら一人ひとりの症状に合ったリハを考えることに注力しています。
私が入職した当時は、理学療法士が3名いる程度の環境でした。ですが、現在はトータルで40名のスタッフ体制に。理学療法士だけでなく、作業療法士や言語聴覚士といった新たな分野で活躍できる資格を持ったスタッフが加わり、質の高いリハを実現しています。
患者様だけでなく、職員にとっても西武川越病院を選んで良かったと思える場所になるように、いろいろな取り組みをしている病院ですので、興味があればぜひご応募ください。
看護師
看護部長
平成28年 入職