インタビュー(秩父営業所)

秩父営業所 小澤運転士

2000年、バス運転士として入社。地元秩父での転職を考えた際、西武グループの安定基盤に惹かれ、昔から地元を走り馴染みのある西武観光バスに入社。バス運転士デビューを果たす。

Q.18年間バス運転士を仕事をする上でのこころがけはありますか?

お客さまに合わせて、運転や接客を変えていくことですね。秩父営業所の路線バスに乗るお客さまの目的は大きく2つに分かれます。ひとつは「観光目的」。ふたつめは「生活の足」としての目的。生活の足としてバスを使ってくださるお客さまは、ご年配の方が多いんです。ご年配のお客さまが乗られた際には、ブレーキの踏み方を優しくするなど、お身体の負担にならないように気を配っています。また観光に来られる方に対しては、「秩父の観光地について聞けば答えてくれる」と見てくださっていますので、どんな質問に対しても答えられるように、営業所の先輩に聞いたり、自分で調べたり、知識を備えるようにしています。

Q.仕事にやりがいはどのようなところにありますか?

お客さまから感謝やお褒めの言葉を頂けると、とても励みになりますね。三峯神社というメディアでもよく取り上げられる有名な観光地があるんですけど、そこに向かう道の途中に、大型バスがギリギリ一台通れるような狭い場所があるんですよ。そういった道をバスで通ると、「あんな狭い道良く通れますね!」とお客さまが降車時に褒めていただけることがあり、運転のプロとしてのやりがいを感じることができます。

Q.西武観光バスで充実していると思う制度はありますか?

入社後の研修が充実していて、継続的にスキルアップに取り組めるのが魅力に感じています。定期的に行われる実車研修で、乗務において自分が得意なこと、苦手なことが客観的に分かるので、運転に慣れたタイミングで自分の運転を見つめ直す良い機会だと考えています。非常にモチベーションが上がるので、良い制度ですね。また、福利厚生が非常に充実していると思います。保養所や、野球観戦のチケットの割引がありますので。家族旅行や、休日に子供と一緒に出かける際に活用しています。

Q.小澤さんから見た秩父営業所について教えてください。

観光シーズンは忙しいですが、平日は割と落ち着いています。最終便の時間は早いですし、時間に追われるプレッシャーがなく、安全運行に集中しやすい職場だと思います。また、人が温かい営業所でもありますね。50代以上のベテラン運転士が多くて、みなさんとても親切で、新人を手厚く迎え入れる風土があります。よく先輩運転士が後輩運転士に、路線で気を付けるポイントや、よく行き方を尋ねられる場所を教えています。若い運転士と接する時は、皆さん、優しいお父さんのように接していますね(笑)

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