インタビュー(軽井沢営業所)

軽井沢営業所  宮澤運転士

2005年入社。路線バス運転士としてキャリアを積んだあと、高速バスの乗務も担当。10年以上バス運転士として軽井沢地域に貢献し続けている。

Q.宮澤さんの仕事について教えてください。

今は路線バスと高速バスを主に担当し、たまに貸切バスの乗務も行っています。入社1年目は、路線バスの乗務のみを1年ほど担当していました。路線バスの乗務に慣れてきたら、高速バスの見習い期間として1~2ヶ月ほどの研修を積んで、独り立ち―――担当できる路線の数も徐々増えていくといった具合で、ステップアップしていきました。無理のないペースでステップアップができることが軽井沢営業所の良い点だと思います。

Q.10年以上バス運転士を続けていて、変わらない心がけはありますか?

当たり前のことですが、「お客さまが不快に思う瞬間を少しでも作らないこと」を心がけています。
丁寧な運転はもちろんですが、乗務中は、お客さまと顔を合わせる時以外もむすっした表情にならないよう、笑顔でいることを意識しています。また路線バスの場合、軽井沢観光の足としてバスをご利用されるお客さまが多いので、観光地の知識をできるだけ取り入れるようにしています。お客さまから観光地や宿泊施設への行き方について聞かれることが多いんですが、有名どころから個人経営でやっているペンションまで、聞かれることが幅広いんですよ。また、海外から来られるお客さまも増えてきているので、営業所の運転士同士でよく聞かれることをまとめて、マニュアル化しています。自分の知識がお客さまの度に役に立った時は、とても嬉しく思いますね。

Q.軽井沢地域の運行ルートの特徴はありますか?

街中を外れると山道がメインなので、カーブやアップダウンが多く、慎重に運転しなければならないですが、四季折々の自然を感じながら運転する事ができます。秋の紅葉は特にきれいですね。火山の関係で入れない時期もありますが、白根山を一望できるルートがあって―――そこを通ると、お客さまの「おおっ!」って声をよく聞けるので、こっそりドヤ顔したりなんてことも(笑)

Q.新入社員が入ってきたら、宮澤さんはどのように接しますか?

早く馴染めるように、できるだけこちらから話しかけるようにします。営業所の他の方々も、世間話も仕事の相談もしやすい、オープンな空気を作ることを心がけています。新人の内は、どうしても仕事での壁に当たることが多いんですよ。接客や機械でのトラブルが起きたときの対応が分からないだとか。自分も新人の頃は先輩にいろんなことを教えてもらい、助けてもらいました。自分も同じように、後輩のサポートができればと思っています。

検索

トップへもどるボタン