出身は岐阜県です。昔から早く独り立ちしたい思いが強く、高校は他県の全寮制高校、大学は建築の専門資格に強い京都の大学と、常に最善と思う道を選んできました。父がハウスメーカーで現場監督を務め、母もインテリア関係の仕事に就いていたので、建築系の仕事を目指したのは両親の影響が大きいですね。大学では、亀岡市にある旅館で1年生から4年生までアルバイトをしていました。基本的には布団引きと食器の片付けですが、長く働いていたので調理場での盛り付けや仲居さんのお手伝いもさせてもらって楽しかったですね。知らない土地に行くよりここ亀岡で建築の仕事がしたいと思い、就職活動を開始。バイト先の仲居さんたちに「亀岡で建築なら三煌産業がいいよ」と聞いて、決めました。父と同じ現場監督ですが、大きな建物に携わってみたいという思いから、入社の際は大型建築を希望し、現在は小学校の改修工事に携わっています。
建築はおもしろい。会社の一員として貢献できるように奮闘中です。
現場監督と言ってもまだ見習いなので、今は毎日先輩に付いて勉強しているところです。基本的には掃除がメインで、たとえば「明日床するから掃除しといて」と言われたら、床を張れる状態へと片付けます。ただ、掃除一つでも、どの範囲をどれだけキレイにすればいいのか、作業工程を分かっていないとできません。先輩にある程度聞いたらできるように、今は経験を積んで勉強していく時期だと思っています。1人で進める作業が続くと気持ちが入らないときも正直ありますが、仕事は好き嫌いでするものではありません。やはり働いてお金をもらう以上、社会人1年目でもプロ意識を持って仕事をしています。天候に左右されることも多いですが、たとえば雨で作業が中止になったときは、その分仕事を一つ覚えるチャンス。予定通りに進めるためにはどんな段取りに変更されるのか、自分だったらどうするのか、考えることも大切にしています。現場は8時朝礼なので、規則正しい生活も社会人になってから自分に訪れた変化です(笑)。日が出る時間に起きて沈む時間には帰る健康的な生活は心地いいですし、その日の作業状況によって定時の17時より早く帰ることもあります。
現場では、職人さんとの会話が楽しいひと時。亀岡に住んでいる方が多いので、地元の話や会社の話など雑談がメインですね。本社に戻れば、「元気?」「日焼けしてるな~」と皆さんが声をかけてくれて、会社の一員だなぁと愛情を感じます。今は少ないですが、もともとは会社の行事も豊富で、忘新年会やゴルフなど仕事終わりの時間も社内の人と楽しく過ごせることも当社の魅力だと思います。人情が厚い人ばかりそろうのは、亀岡という土地柄もあるのかもしれません。
建築はパイロットなどと同じで人の命を預かる仕事。なので、一人前になるまでには10年かかると言われます。今はまだ会社の一員として会社に利益をもたらす段階にはいませんが、まずは1つでも多く仕事を覚え、バンに乗って仕事をすることが目標です。今は新人なので、軽自動車なんです(笑)。そしてしっかり稼いで、ゆくゆくはプライベートでもいい車に乗り、いい家を建てたいです!
建築部
2022年入社