スタッフインタビュー詳細

小さい頃からプラモデルやブロックなど手を動かして何かをつくる遊びが好きだったので、高校は工業系へ進学しました。ものづくり関連の仕事に就こうと探していたところ、学校に来ていた求人から見つけたのが『サンエス工業』です。工場見学をさせてもらったときに感じた「キレイな工場だな」という第一印象が決め手となり、入社しました。自分が作業するようになると、清潔な環境の理由が分かります。滑りやすい鉄粉が足元に落ちていると危険ですし、足場を確保して作業に集中することで取り扱いに注意が必要な機械類も安全に使用できます。私自身「一仕事一片付け」を意識して一つの作業が終わったら片付けてから次の作業に取り掛かるようにしており、月末には大掃除の習慣もあります。鉄板や鋼材がある工場なので、安全面には十分気を遣った作業がものづくりの基本だと教わりました。

現在は塗装設備の製造工場で、溶接をメインに担当しています。塗装設備とは、たとえば自動車や鉄道車両の車体や部品を塗装するための大きな専用ブースです。何枚もの鉄板をつなぎ合わせて作るため、加工する工程で溶接が必要になります。溶接は、基本的な方法を教わったあとは自分の鍛錬次第、腕が試される作業だと感じます。接合させることはできても、スピーディーにしっかりと接合させ、見た目もキレイに仕上げるためには高い技術が必要です。センスの有無もありますが、やはり工夫しながら繰り返し取り組むことで少しずつ技術が上がっていくと思います。まだまだ納得がいくスピードや完成度には遠いですが、たとえば液体が漏れてはいけない層を作っているとき、溶接後の漏れチェックを一回でクリアできたときには、達成感を感じますね。作業は慎重さを要しますが、経験上、心配しながらの作業は失敗につながりやすいので、考え過ぎずに自信を持ってやることが心がけです。熟練の技術を持った先輩方が身近にいるので、追いつけるようにもっともっと練度を上げていきたいです。

大型案件は連休時に工事に入ることが多いため、工場は連休前に忙しくなります。それ以外は残業もあまりないですし、忙しい時期が集中する分、予定は立てやすいですね。トラブルがない限りカレンダー通りに休めて、有休も気軽に使えます。工場の雰囲気もとてもいいと思います。年齢の離れた先輩も皆さんやさしいので、何でも聞きやすいです。私は今溶接がメインですが、鉄板を加工する機械にはさまざまな種類があり、最初に一通り操作方法を教わって覚えました。とにかくまずはやってみて失敗もしながら徐々にできる仕事を増やし、今、溶接に出合って楽しく仕事ができています。自分がしたいと思ったことをさせてもらえる会社なので、いろいろな機械や作業を見て取り組みたいもの見つけてもらえたら、きっと楽しく働けると思います。ぜひ当社でやりたいこと見つけてください！