スタッフインタビュー詳細

「おいしい」は何度言われてもうれしいから、毎日がやりがいの連続です。

A.T
店長 
2019年入社
前職は洋菓子の販売。給食の調理は全くの未経験でした。

以前は洋菓子店で接客・販売をしていました。店長を務めていたことと、それ以前は洋菓子の製造工場で働いていたので、ロイヤル・フーズでも店長としてスタートさせてもらいました。ですが、調理業務の経験はプライベートを含めても全くなし。面接で「ほかにも食品業界経験者で給食は初めてだった方も活躍している」と聞き、入社を決めました。それでも最初は不安でしたが、先輩が横に付いて分かりやすく教えてくださったので1週間ほどで慣れることができました。確かに、材料を少し間違えただけで完成しない洋菓子と違い、料理はあとで手直しができるので、大きな失敗はあまり起こり得ません。無駄が出にくい作業の進め方や大量調理という点でも洋菓子製造と通じる部分があり、前職での経験も生かしながら肩の力を抜いて取り組めています。

目の前の入居者様に、おいしく召し上がっていただくために。

私が担当する施設は厨房がオープンキッチンになっているので、入居者様から直接「おいしかったよ」と言ってもらえることがやりがいです。シフトにもよりますが、朝・昼・晩の食事すべてを提供するので、慣れるまではバタつきましたが、「おいしい」の言葉は何回言われてもうれしいですね。当社では、調理方法が厳格に決められていません。栄養士さんが考えたメニューで材料と調味料の数量は決まっていますが、今施設にいるお客様がおいしくたくさん召し上がってもらえるのであれば、調理方法は私たち現場のスタッフに委ねられています。たとえば、固くなるお肉は炒めずに茹でるだけにしようとか、オーブンではなく鍋を使おうとか、その都度改善・提案ができます。洋菓子製造で手順通りに作らないと失敗してしまう経験をした私にとって、工夫次第でさらにおいしくつくれる自由度の高さが楽しいです。食器が返ってきたときに残っていないか、完食率はいつも気にしています。もし残っていたらできる限り感想を施設側にうかがい、次に生かすようにしています。

新しく得た知識や情報を、後輩たちにも伝えていきたい。

入社から4年が経ち、他施設を手伝いに行った際に、40食でも70食でも決められた時間内に同じ味を提供できるようになり、自信が付きました。「キッチンに立たないで」と言っていた家族が「今日は作って」と言ってくれるようになったのも、ロイヤル・フーズで働いたおかげです(笑)。他施設に行くと、私よりはるかに業界経験の長い先輩店長から新しい知識や情報が得られます。たとえば野菜1つでも、素材そのまま・カット済み・味付け済みとたくさんの種類があり、コストと調理時間を考えて店長が仕入れ内容を判断するので、今も勉強の毎日です。これからは学んだことをしっかりと生かしてより良い調理とサービスを更新しながら、それを教える側にも回りたいです。元気に楽しくつくっていたら料理の味も良くなると思うので、後輩に教えるときは、やりがいがある仕事、楽しく働ける職場だと思ってもらえるように伝えたいです。

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