スタッフインタビュー詳細

70歳から再び正社員に。健康であれば、楽しく長く続けられる仕事です。

S.Y
調理スタッフ 
2019年入社
「年齢は関係ない」の一言に背中を押されました。

前職はビジネスホテルで約30年、経理を務めました。定年退職して半年ほど家にいたのですが、時間を持て余してしまって。何かできる仕事はないかと新聞の折込広告を見ていた際、新しくオープンする高齢者施設での厨房補助募集を見つけました。応募時点で、70歳。電話で「高齢なのですが…」とお伝えしたところ、社長が「大丈夫なので面接に来てください」と。面接でも「年齢なんて関係ない」と今までの経験を評価いただき、とてもうれしかったです。飲食業の経験はなかったですが、ホテルに団体客が来られたときは食事の応援によく行っていましたし、家庭での調理経験も長かったので、あまり不安には思いませんでした。それより新しい仕事への興味が大きく、職場へ行くのが楽しみでしたね。周りの友人もみんな若くて元気ですし、やはり身体が元気なうちは働いている方がいいと感じます。

まだまだ知らない料理や調理方法に出合えることが楽しい。

新設施設のオープニングスタッフだったので最初は入居者様が少なく、仕事を覚えるスピードに合わせるように食事の提供数も増えていったことが、すごく良かったです。一緒に働く方、社長も本社の方も感じのいい方ばかりだから、続けられるのかなと思います。今は朝6時から15時までの勤務で、夕食の下準備までほぼ終えてから14時30分出勤のパートさんと交替して帰宅します。栄養士さんの作ったメニュー表に基づいて、材料を切るところから調理・味付け・盛り付け・配膳の準備まで、日によっては1人で約30食をつくります。フル勤務を大変だと感じたことはなく、毎日楽しいですね。今まで長く家庭料理をつくってきましたが、施設では毎日メニューが違うので、知らない料理や調理方法に出合うことも多くて勉強になります。帰宅後も「明日は初めての料理だな」などと考えるのが楽しく、オープンから今まで全くストレスなく働かせてもらっています。

健康を大切に、オンもオフも全力で楽しみ続けたい。

休日は、旅行、好きなアーティストのライブ、ドライブ、美術館巡りと好きなことをして過ごしています。先日もライブで仙台まで遠征しました。店長も趣味をお持ちなので、お互いに休みを上手に調整しながら働けるのはありがたいですね。日々の仕事と同じくらい、休日の楽しみに力を注げるのも、心身の健康があってこそだと感じます。調理の仕事をしていても食の好き嫌いが多い私ですが(笑)、おいしい料理をつくることは毎日の務め。健康であれば続けられる仕事なので、皆さんにきちんとした料理を召し上がっていただくために、これからも健康に気をつけて楽しく働きたいです。
お料理が好きなら、まずは現場に入ってやってみることだと思います。店長も「今の仕事が一番楽しい」と話しているので、若い方にもっと入ってきてもらえたらうれしいです。

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