スタッフインタビュー詳細

守るのは施設の安全だけではありません。

溝畑 智広
施設警備 
2010年入社
守衛室に求められるもの。
時には私たちが企業の「顔」になることもあります。

現在、大手企業の工場で施設警備を行っています。工場の正門が開いている間は守衛室での受付が主な業務で、24時に正門が閉じた後は巡回が主な業務です。日勤と夜勤、長めの夜勤という3パターンのシフトを6人のスタッフで回しています。入社当初は学童の登下校をバイクで回って見守る仕事でした。その後、交通警備の仕事をしばらく続け、4年ほど前から施設警備の仕事をするようになったのです。守衛室は、セキュリティを守るゲートであると同時にさまざまな人が出入りする玄関でもあります。時には私たち守衛が施設の「顔」になることも。従業員はもちろん、出入りの業者、1日に何度も出入りする工事関係者など、受付の手順などがそれぞれ異なり、きちんと対応する必要があります。また、工場見学のお客様が1日60~70組も来られることもあります。大切なお客様なので、送り出す際は手を振るなど、気遣いや心遣いを添えた対応が必要です。

意外かもしれませんが、ストレスは少ないです。
気力と体力がある限り、働き続けたい。

前述した通り24時に正門が閉じられると、今度は巡回が主な業務になります。巡回の目的は、異状を見つけ出し、対処することです。神経を研ぎ澄ませておかないと異状は見つけられません。見つけるコツは「無いはずのところにあるモノ」に注目することです。例えば、普段は車が停まっていないところに車が停まっているとか、聞こえないはずの音が聞こえてくるとか…。異状を発見したら、どこに連絡するか、どう対処するかなどは、しっかりシステム化されていて、それに従って対応すればいいので安心です。巡回の合間は、守衛室で落ち着いて過ごせます。適度にリラックスすることが長く続ける秘訣ではないでしょうか。私たちの仕事は「何もないのが当たり前」なので、達成感のようなものは少ないかもしれません。それでも自分で予測して、計画を立て、その通りにできたときや、「よい対応だったよ」と言われたときは、やっぱりうれしいもの。人間は、働きたいという気持ちがあれば働けると思っているので、気力と体力が続く限り長く働き続けたいですね。

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