スタッフインタビュー

マンション担当清掃員

T・K
2008年12月入社
銀行の営業職として勤務した後、8年弱の専業主婦期間を経て入社。

‥一番好きな作業‥
目に見えてキレイになるのが爽快な掃き掃除。
落ち葉の時期は70Lの袋が2~3個いっぱいになることも!

‥人にオススメしたい! お掃除の「コツ」‥
時間配分を考え、全体的にキレイに見えるようにする。

1日の流れ

朝はエントランスのガラス拭きからスタート。
各階の掃き・拭き掃除をして、最後にゴミ置き場と自転車置き場の掃除をします。
曜日ごとの清掃箇所をまとめた一覧があるので、基本的にはそれに沿って作業すればOKです。
とはいえ雨や風など天候によっても汚れ方は日々違うので、住人の皆さんが気持ちよく過ごせることを第一に、当日の様子を見ながら「今日はここを重点的にやろう」というのを自分で判断しています。

“住んでいる方の気持ちに応える”ことを意識しながらお掃除します。

仕事を始めて、心にハリができました。

毎晩、「明日も元気に行こう!」「絶対に遅刻しないぞ!」と心に誓って就寝しています。
働き始める前はずるずる寝てしまうこともありましたが、今では目を覚ますたび「行かなくちゃ」という活力がわいてくるようになりました。

仕事が大変だとかいやだとか、思ったことがないんです。

私が働いているのは1時間半という短い時間ですが、短いからこそやりやすく、ずっと続けられています。
帰り際、「あ、きれいになったな」と実感しながら退勤するのはとても気持ちがいいですね。
達成感がありますし、すがすがしい気持ちになります。

仕事をしに行くというのは、世間と関係するということです。
「暑いですね」「寒いですね」と声をかける相手ができるのも仕事の楽しい部分だと思います。
時間にきちっとした生活ができるし、心にハリも生まれますよ!

M・M
2014年8月入社
知人の紹介で入社。前職はフリーランスでデザインの仕事に従事。

‥一番好きな作業‥
ホースで水かけしながらゴミ置き場の床を磨くこと。

‥人にオススメしたい! お掃除の「コツ」‥
入り口や窓枠など、目立つところをキレイにしておく。

1日の流れ

早い日だと朝5:00~5:30には出発。
1~3件のマンションを清掃しながら回り、大体13:00頃に仕事が終わります。
ゴミ置き場のゴミを決められた回収場所に出す作業から始まり、マンションの外周や玄関、屋内通路の掃き掃除をしつつ、ほこりが溜まりやすい箇所を拭いていきます。

見た目で人に不快感を与えないよう、自分自身の身だしなみにも気を遣っています。

印象に残っているのは、潮風が陸の方まで飛んできた日のこと。

出勤したら、そこら中がホースで塩水を撒いたような状態になっていたことがありました。
鉄柵にもこびりついてしまっていて、落とすのはとても大変でしたね。
そんな風に突発的な掃除に対応する場合もありますが、1日で全部終わらせないといけないわけではないのでご心配なく。
できる分をやって、やりきれなかったら翌日に回すので、残業はありません。

話を聞いてくれる友人を大切にしながら、仕事でもプライベートでも明るくやっていきたい。

仕事に限った話ではありませんが、今後も周りの人と関わりながら楽しく過ごしたいと思っています。
不安な時や落ち込んだ時、やっぱり人と会って話すのが一番の薬。
年齢を重ねると積極的に何かをするということが難しくなりますが、人に会う時間をできるだけ作るようにしています。

自分でも実感していますが、歳を取ると何もしなくても体は衰えていきます。
体を動かすことで健康維持にも繋がるので、運動不足を感じている方にもオススメです。
同僚から「肩こりが治った」「体重が減った」なんて話を聞いたこともありますよ。

巡回清掃員

2018年4月入社
前職は結婚式場のレストランスタッフや耳鼻科医の助手など。清掃は初挑戦。

‥一番好きな作業‥
段ボールを見栄え良く整理すること。
きちんと収まったときは達成感があります!

‥人にオススメしたい! お掃除の「コツ」‥
目線の位置(台の上のホコリなど)と四隅をキレイにする。

お仕事の流れ

作業内容は物件によって異なりますが、基本の流れは一緒。
ゴミ捨て場の整理やゴミの搬出、掃き・拭き掃除など、順を追って行います。
前日に写真付きの作業指示書が送られてくるので、場所や作業内容を確認。不明箇所があれば担当者に連絡します。
ゴミの出し方に特別なルールがあるなど、独特な物件は担当者に現地でレクチャーしてもらう場合もあります。

嬉しかったのは「夜にゴミ捨てに来るとゴキブリがいて怖かったけど、キレイにしていただいているおかげで最近全く見なくなって嬉しい」と言われたこと。

「今日もキレイだな」と思ってもらえる状態を維持する。

エントランスは誰もが最初に見る場所で、ゴミ置き場は1日でも止まってしまうと困る場所。人間でいえばエントランスは“顔”、ゴミ置き場は“心臓”だと思っています。
どちらも住人の方にとってとても大切な場所。
特にゴミ置き場は、汚いものやいらないものを持ち込んで出入りする場所なので、そこで寝転がっても大丈夫なくらいの清潔度を目指しています。

「何が自分に向いているのか分からない」という方もぜひ。

責任を持って作業をこなせれば、大勢での業務や人間関係を構築することが苦手でも力を発揮できる仕事です。
汚いものと向き合い、清潔を保とうと床や棚を磨くことは疲れた精神や心も磨くことになり、自尊心や自己肯定感が高まります。
例えば過去に人間関係で傷ついたり、仕事が長続きしなかったり、なかなか落ち着ける場所が見つからないと思っている方にも、ぜひ壁を打ち破ってトライして欲しいですね。

<書道><花道><茶道>のように、清掃も一つの道のようです。
<清掃道>は極めていくと一定の所作になり、効率的に、そして美しく動くことができるようになります。
「一歩一歩道を極めていく」という気持ちで取り組み、一緒に<清掃道>を極める職人になりましょう!

採用担当者より

定期的に重点目標を決め、作業のポイントをお伝えしたり、必要であればトレーニングを実施したりといったことにも取り組んでいます。

入社後のフォローについて。

まずは動画で1日の流れや作業の様子を見ていただき、それに沿って作業内容を詳しく説明します。
お客様との接し方やケーススタディについても研修した後、いよいよ現場での実践研修。
一週間弱、物件の担当者が一緒に作業しながら指導を行ないます。
研修終了後も担当者には何かあればすぐに連絡がつきますし、少なくとも月1回以上は担当者側から接点を取るようにしています。

働きやすい環境作りのために。

道具を使う仕事なので、メンテナンスや交換、使いやすい資材の準備に力を入れています。
また、有給休暇の取得推進もしているので、プライベートとの両立はご心配なく。
マンション清掃に求められるのは「住人の方はどういう環境だと喜ぶか」「どんな接し方が爽やかなのか」といった、相手の立場で物事を考えるスキルです。
あなただけの人生経験をぜひ活かしてください。