私はおじいちゃん、おばあちゃん子で、高齢者と接することが自然でした。20歳のとき、一度介護職に挑戦しようと面接を受けて採用も決まりましたが、雰囲気に圧倒されて「自分には無理だ」と感じ、断念しました。その後は別の仕事を続けていましたが、祖母が病気になったとき、何もできない自分が悔しくて「役に立ちたい」という思いが強くなりました。それが介護業界に戻るきっかけです。30歳で再挑戦し、介護福祉士の資格を取得しました。現場で経験を積み、前職ではスタッフのマネジメントを担当する立場になり、現場には立たず管理業務に専念していました。
尊敬する上司に近づくため、今できることを一つひとつ。
山本 玲奈
びれい高槻 介護スタッフ
「役に立ちたい」という思いが介護の世界へと再び導いてくれました。
心が折れそうになった私を救ってくれたのは、先輩の励まし。
去年11月に今の職場に入職しました。きっかけは、前職で一緒に働いていた本部長から「一緒についておいで」と声をかけてもらったことです。その方は現場の声をしっかり聞き、知識も豊富で、オンとオフの切り替えが上手な理想の上司です。そんな方の近くで働けることが、私の大きな喜びです。今の職場はチームワークを大切にしていて、困ったときにすぐ相談できる環境があります。入職して間もないころ、小さなミスで落ち込んだとき、先輩が「大丈夫だよ」と励ましてくれたことが印象に残っています。こうした温かい雰囲気があるからこそ、毎日前向きに仕事に取り組めています。
利用者さまの言葉が、私を動かしてくれています。
仕事で一番心に残っているのは、利用者さまに「共感してくれてうれしかった、ありがとう」と泣きながら言われたことです。職員に嫌な思いをされた方に「ごめんね」と伝えたときのことでした。こうした言葉が私の原動力です。日々心がけているのは、利用者さまへの声かけ。車椅子を押すときも「押しますね」と伝えるなど、資格取得時に学んだことを実践しています。今後は尊敬する本部長のように、現場の思いを汲み取れる人になりたいと思っています。そのために、まずは現場をしっかり知ること。そして、時間があれば利用者さまをもっと外に連れて行きたいです。