前職はＣＤショップなど、接客中心の仕事 をしていました。
退職後、目に留まったのが、今の仕事である「福祉用具の配送ドライバー」の求人でした。
これから高齢化社会に向かう中で、福祉用具を扱う会社に将来性を感じたのがきっかけです。
もともと人と接する仕事が好きだったので、自分に向いている仕事だと思い応募しました。
当社の契約社員の方々にお話を聞いてみました。 配送ドライバー
配送スタッフ（配送ドライバー）
Aさん（勤務地：東京都）
■この仕事を選んだきっかけは何ですか？
■具体的に、配送ドライバーとは、どんなお仕事ですか？
介護ベッドや車いすといった、福祉用具の配送を担当しています。
一言で言えば、必要な方に必要なものをタイムリーにお届けするのが私たちの役割です。
レンタル業なので、お届けする「納品」とレンタル終了品の「回収」を行っています。
配送車両は、１BOX車（ハイエース）なので、慣れれば普通車よりも運転しやすいと思いますし、カーナビも完備なので、初めての配送先でも不安はありません。
■仕事の特長を教えてください。
取引先である介護ショップ様にお伺いして納品と回収を行う場合と、直接ご利用者のご自宅にお伺いして、介護ベッドを納品する場合があります。
介護ベッドは、パーツに分かれていて現地で組み立てる形なので、組立の知識や商品説明など、自然と福祉用具に詳しくなります。
また、ご自宅にお伺いするので、時には、「ジュースでも飲んでいきなさい」と短い時間の中で、ご本人やご家族と触れ合う機会もあり、嬉しい場面もあります。
■入社 ７年目とのことですが、長続きの秘訣はありますか？
もともと、福祉用具の知識や経験は全く無かったのですが、今では、介護ショップ様から「ご指名」をいただくこともあります。取引先やご利用者との会話や触れ合いを大切にして、必要な方に福祉用具をお届けするだけで、特別な秘訣のようなものは無いと思います。
ただ、福祉用具は、重量が重いものもあるので、仕事に慣れるまでは、少しキツイかもしれませんが、運動不足の解消になるので、今は健康的に過ごしています。
当社の契約社員の方々にお話を聞いてみました。 倉庫スタッフ
倉庫内スタッフ（メンテナンス・洗浄・修理）
Ｙさん（勤務地：千葉県）
■現在のお仕事内容を教えてください。
福祉用具のメンテナンス全般を担当しています。
仕事の流れとしては、ドライバーさんが回収してきたレンタル終了後の福祉用具を、高圧洗浄機で水洗い（洗浄）してキレイな状態にしてから、殺菌処理専用の設備に運びます。
殺菌消毒が済んだら、部品交換や仕上げ作業を施して、もう一度レンタルで使用できる状態に戻しています。
返却品の受付→洗浄→乾燥→メンテナンス→修理、部品交換→点検チェック→在庫保管という流れで、それぞれのスタッフが役割分担して取り組んでいます。
■お仕事で「難しい」と感じることはどんなことですか？
正直に言うと、仕事として「難しい」と感じることはほとんどありません。
私も福祉や介護の経験は全く無かったので、最初は不安もありましたが、作業自体は特別な商品知識や経験がなくても一切問題ありませんでした。
敢えて言えば、返却品によって汚れの度合いや使用期間がまちまちなので、メンテナンスの難易度が変わるため、汚れの取り除きを見逃したり、誤った部品を取り付けたり、「うっかりミス」をすることもあります。
ですが、最終検査をするスタッフがいますので、お客様にお届けしてしまうことは無く、その点は安心して作業に取り組んでいます。
■ずばり、仕事のやりがいを教えてください。
一言で言えば「達成感」ですね。
レンタル終了後の返却品をピカピカにして、新品同様に甦らせる感覚はクセになります。
部品を外して磨いたり、スキマに隠れたホコリを取り除いたり、自分なりのやり方を見つけるのも楽しみになります。
工具や使用済みの部品を改良して、オリジナルの「メンテナンスツール」を作っているスタッフもいますよ。
自分の手でキレイになった福祉用具が高齢者の役に立っていることが実感できるのも、「やりがい」の一つです。
■職場の雰囲気はいかがですか？
私のいる職場はそれぞれの役割が決まっているので個々で作業していますが、休憩や昼食時間などは、気の合う仲間同士でおしゃべりしたり、和気あいあいで楽しんでいます。ただ、今は、コロナ禍のため、一切できないのが残念です。
釣りやハイキングなどプライベートで出かけたりするグループもいますが、一人で過ごしたい人に無理に声をかけたりすることはありません。
職場全体の懇親会や社員旅行も「行きたい人だけ」参加すれば良いので強制されたことも無いし、従業員の人間関係に配慮している会社だと感じることも多いですね。
コロナの状況が終息して、以前のような職場に戻る日を心待ちにしています。