スタッフインタビュー詳細

ご遺族がしっかりお別れできる時間と空間を、私たちの手で。

中井 健斗
葬祭ディレクター
フューネラル事業部
これからのお葬式YUJO支配人
接客経験と仕事ぶりを認められ、憧れの葬祭ディレクターへ転身。

葬祭ディレクターとして故人様の搬送からご葬儀の打ち合わせ、見積もり作成、納棺、式の司会、霊柩車の運転までトータルに対応。司会や納棺を別々の人が担当するところも多いなか、当社はお客様と蜜に接することに重きを置いており、ディレクターがすべて担当します。私自身ディレクター業務と並行して2018年からはフューネラル有浄会館支配人に就任し、会館の運営にも従事。そんな私は、フラワー部門から当社でのキャリアをスタートさせました。フラワー部門に所属して1年が経ったころ、会社の中心核として忙しく動いている葬祭ディレクターが輝いて見えて、ある種の憧れを抱くようになっていったのです。ある日、会長夫人から「葬祭ディレクターに興味ある?」と聞かれ、「やりたいと思っていたんです!」と返答しました。これまでの私自身の接客経験や仕事ぶりを見て、お客様と直接ふれ合うほうがいいのではと思ってくれことが大変うれしかったです。

兄との別れがターニングポイント。ご遺族に寄り添うことの本質がわかりました。

希望通りに葬祭ディレクターになったものの、失敗ばかりで、司会業務も納棺業務もまったく上達しない日々が続いていました。そんな私の転機となったのが、最愛の兄との別れです。遺族側になったことで、「この場面では、ご遺族はこういう気持ちになるのか」「こういうことは不要だな」「こういうことをしてほしいんだな」と大切な方を失ったご遺族の本当の気持ちが初めてわかった気がしました。兄との別れの前後で自分自身の意識が180度変化。今まで重きを置いていたことが表面的なところだったことに気づき、うわべばかり磨こうとしていた自分を恥ずかしく思ってことを今も覚えています。以降は、先輩や同僚の公私にわたる支えもあり、業務スキルが重ねてきた失敗が嘘のようにぐんぐんアップしました。これからも残されたご遺族が故人様にきちんと「ありがとう」を言える環境をつくっていけるよう、会社の顔になるくらいの気持ちで、一つひとつのご葬儀を丁寧にお世話していきたいと思っています。

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