スタッフインタビュー詳細

安全環境課

現場の安全管理を徹底し、さらに小集団活動の構築にも力を注ぎたい。

井口  浩彰(いぐち  ひろあき)
2009年入社

入社の決め手は、日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所様の
協力会社という安定感。

企業合同説明会「STEP HARIMA(ステップ播磨)」に参加した際、初めて岡上運輸を知りました。ほかにも色々な企業が参加していましたが、播磨の工業地帯の中において、ひときわ規模の大きな日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所様の協力会社ということで安定感が決め手となり入社を決めました。入社後は総務部の所属となり、乗務員の給与計算や社会保険関係の手続きのほか、作業服や安全靴の発注などの庶務的な業務、瀬戸内製鉄所様の入構手続きなども担当しました。入社後7年近く総務部で勤務していましたが、ある日上司から「製鉄所の外にいると業務の細部まで見えてこない。実際はどのような作業をしていて、安全対策においてどのような点が重要なのか、構内に入って勉強して来い」と言われ、2017年1月からは安全環境課の配属になり、製鉄所構内で勤務しています。

安全全般の管理業務を担当。
細心の注意を払い、管理業務を進めています。

安全環境課で安全全般の管理業務に携わっています。瀬戸内製鉄所構内で当社の乗務員が作業をしている場所は大きく分けると西浜地区と東浜地区になり、端から端まで車で1周すると約1時間かかるほど広範囲に渡ります。その作業場所を巡回する日々のパトロールも主要な業務の一つです。構内を周り、木の枝が伸びて道路に死角ができていないか、道路に大きなへこみがないかなどを点検します。また、実際の業務は一人作業になることも多いので、安全作業手順書に則って遂行できているか、業務をするうえで危険な箇所がないかを確認するために各作業場所をパトロールしています。仕事で重要視しているのは何より安全です。安全を確保していないと安定した作業をするのは難しく、少しの気の緩みが大きな事故に繋がります。車両が大きな分、少し当たっても大きな事故を引き起こす可能性があるため、事故を未然に防ぐように細心の注意を払って管理業務を進めています。

まとまりがあり、上司にもすぐに相談できる環境。
社長とも距離が近く、直接相談することも。

職場は20代から60代まで年代の幅は広いのですが、誰でも仲良くみんながまとまっているように思います。永い方は10年20年勤めている方もおられ、私が生まれる30年以上前から働いている人もいるほどです。円滑に業務を進めるうえでは現場とのコミュニケーションは欠かせないと考えており、何でも話しやすい雰囲気づくりを心がけています。上司にもすぐに相談できる環境で、何かあれば部署を越えて誰にでも相談できます。社長とも距離が近く、「休みはどうしていた?」と社長から気さくに声をかけていただくこともあります。冗談を交えながら雑談することもあれば、仕事のことでも直接、社長に相談することもあります。お客様との関係も、本社勤務のときよりも構内で仕事をするようになってからのほうが、瀬戸内製鉄所様はじめ協力会社の方と接する機会が増えました。少しずつ顔を覚えていただいて、お客様から名前で呼んでいただけることが励みになっています。

今後は小集団活動を構築し、
安全に対するレベルの底上げを図りたい。

今後の課題としては小集団活動の構築を挙げています。瀬戸内製鉄所構内で作業をする作業課交替操業掛はABCDと4つの組に分かれており、それぞれの組内で安全に関する活動を行っているのですが、今後はグループでの活動を強化し会社全体として安全レベルの底上げを図りたいと考えています。その一つとして、添乗パトロールのデータ集計があります。実際に乗務員の横に乗り、作業に関して危険な箇所や危ない作業をしていないかを確認する添乗パトロールについてはこれまで集計がされておらず、データだけが溜まっていました。せっかくのデータを活用できないかとの思いから、添乗パトロールの記録をまとめ、各組でのデータに加え、個人ごとのデータも集計しています。蓄積されれば個人の弱い箇所や変化した部分が見えてくると思うので、2017年の春から始めています。さらに秋の添乗パトロールのデータも加えた段階で、各班で「自分たちの班は全体的にこういう部分が弱い」という様に分析していくつもりです。4つの班でいい意味で競い合い、お互いのレベルを上げていくことを目指しています。

PROFILE
企業合同説明会で岡上運輸を知り、日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所様の協力会社という安定感に惹かれ入社。総務部での勤務を経て、2017年1月、安全環境課に異動。パトロールを中心に安全全般の管理に携わる。現在は添乗パトロール等のデータを集計し、小集団活動の構築による安全レベルの底上げにも励んでいる。
(その後2018年1月、交替物流企画掛長として作業課へ異動)

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