スタッフインタビュー

一人ひとりの仕事を結集させて、
オカケンの物流サービスを裏方から支えています。

宮本和彦

【PROFILE】

オカケン歴40年近くのベテラン社員。本社勤務、取引先の医薬品配送センターへの出向などを経て、現職の倉庫管理責任者に。「困ったときはお互いさま」の精神を胸に、日々現場を温かく見守っている。

総社支店 倉庫管理責任者

荷物の輸送と保管をセットでご提供しています。

宮本和彦

オカケンでは、配送に付随するサービスとして、倉庫業務も手がけています。私が勤務する総社支店のほか、岡山県内を中心に約30の店舗が物流倉庫を併設しており、それぞれが得意先メーカーの製品をお預かりしています。倉庫業を専門にしている会社であれば、業務の主な目的はあくまでも物品の保管にあるでしょう。しかし、長らく物流業に携わってきた私たちの場合、保管している物品の輸送までをセットで行います。物流部門をアウトソーシング化しているメーカーが少なくないなか、保管から輸送までを一括でお受けできるということは、ひとつの強みになっています。

現在、総社支店でお預かりしているのは、近隣の工場で製造された防虫剤やペット用品、配線関係のコネクターなど。2名のリーダーが現場スタッフに指示を出す形で、入庫作業、発送依頼の出された荷物のピッキング、在庫管理などの作業にあたっています。

確認作業を怠らないことが仕事の基本。

宮本和彦

当社がお預かりした荷物は、まず倉庫内の所定の棚に納められます。棚にはそれぞれ、ロケ番号と呼ばれる固有の番号が割り振られており、これをもとに在庫をデータ管理しています。出庫時は該当商品を指定された個数だけ準備し、パレットに積載。フォークリフトでの運搬が可能な状態にします。まとまった数量を発送する場合は、荷物をパレットごと先方に納品する「パレット輸送」が主流。ドライバーが直接荷物に触れることなく輸送できるこの方法は、外装や商品の傷みを最小限に抑えられるのが特長です。それだけに、倉庫内での梱包はきちんと丁寧に行うことが大切になってきます。

出庫の際、欠かさず行うのが、品目や個数のダブルチェックです。データ管理が徹底されているとはいえ、実際の作業を行うのは一人ひとりのスタッフ。ときには作業に誤りが生じる場合もあります。ただ、ミスが倉庫内で発見されるのと、発送後に発見されるのとでは、その意味合いも、影響度も大きく変わってきます。お客様にご迷惑をおかけしないためにも、スタッフには一つひとつの作業をしっかり確認するよう努めてほしいですね。

チームとしての一体感を持って作業に取り組んでほしい。

宮本和彦

現在、総社支店で倉庫スタッフとして働くのは8名。そのうち過半数は異業種からの転職組です。倉庫作業が初めてでも無理なく成長できるよう、入荷量の確認や荷物の積み替えといった基本的な仕事から始めてもらえるようにしているので、未経験でも安心して飛び込んできてほしいですね。作業をバックアップする機械類も、支店それぞれで必要なものを充実させていますから、快適に仕事に打ち込んでいただけると思います。

ひとりずつの動きが集まって、全体としてまとまることでひとつの仕事になる。それが倉庫作業の醍醐味だと思います。月初めや季節商品が販売されるタイミングなど、忙しくなる時期もありますが、そこをチームとして乗り切る姿勢が肝心です。毎日、さまざまなお客様とお会いするドライバーや営業と違い、倉庫での作業をともにするのは顔なじみのメンバーばかり。おのずと一体感が醸し出されるのは、総社支店に限ったことではないと思います。