スタッフインタビュー

誰よりも得意先に出向く立場だからこそ、
お客様との関わりを大切にしたい。

前田純平

【PROFILE】

元来、クルマ好きだったこともあり、高卒でオカケンに入社。現在は集配運転士として、地元・総社支店に勤務している。日ごろからカスタムに余念のない愛車は、スバルのインプレッサ。

総社支店 集配運転士

「好き」を活かしてドライバーの道へ。

前田純平

物心ついたころからクルマ、特に商業車が好きだったことが高じて、高校を卒業してすぐに地元企業であるオカケンに集配運転士として就職しました。入社後、最初に配属されたのは、後に総社支店に統合されることになった高梁営業所。隣町の総社出身の私からすれば、なじみの薄い土地だったこともあり、まずは先輩ドライバーの乗務に研修という形で同行し、道を覚えるところから業務を開始しました。

研修では運転技術に加え、荷物の扱い方、客先での対応についても学びます。なかでも印象に残っているのは、あいさつの徹底や基本的な礼儀といったコミュニケーションの面。お客様のところに直接うかがう集配運転士の仕事は、単にトラックの運転に優れているだけで務まるものではありません。そういった意味でも、研修期間中に接客マナーをしっかり身につけることができたのは、その後の仕事を行ううえで大きな財産になりました。

お客様のモノづくりを物流面からサポートしています。

前田純平

私の場合、独り立ちまでにかかった期間は約4ヶ月間。そこから、5年ほど前に高梁営業所が総社支店に統合されて以降も、高梁市内のメーカー担当として乗務にあたっています。主に取り扱っているのは自動車や家電に用いられる部品類。工場と支店を往復し、午前中は製造に必要な資材やメンテナンス用品などの配達、午後は製品の集荷にうかがうのが、大まかな業務の流れです。自分がお届けした資材をもとに作られた製品を、再び輸送のラインに乗せることができる立場には、大きなやりがいを感じています。

日によって物量や荷物の出し方に変化があるのも、この仕事のおもしろみのひとつ。乗務そのものだけでなく、荷造りや積み下ろしを行っていることもあり、場面、場面で臨機応変な対応が求められますが、私としてはそういった変化まで楽しみながら働くことができています。工場の敷地内でトラックを運転する際に心がけているのは、バックの切り返しを少なくすること。作業員の方やフォークリフトが頻繁に行き交うなかで、6、7メートルの車体を動かすだけに、できるだけ周囲に迷惑がかからないように気を配っています。

オカケンの顔としての意識を忘れずに。

前田純平

10年近く集配運転士を続けてくるなかで感慨深かったのは、お客様に顔と名前を覚えられたことです。集配は営業以上にお客様にお会いする機会が多いので、それも自然なことなのかもしれません。得意先に顔なじみが増えたことは、仕事のしやすさにもつながっていますが、その一方で大切にしたいのがオカケンという会社を背負っているという意識です。私たちの日頃の対応や態度が、会社の信用に直結することを常に念頭に置きながら、一つひとつの業務を丁寧にこなしていければと考えています。

高卒で入社したこともあり、当初は普通免許のみだった免許も、いまでは大型免許を所持するまでになりました。現在は4トントラックでの乗務が中心ですが、ゆくゆくは大型車両で全国の拠点を結ぶ運行運転士として活躍するのが、私の夢。その実現を目指すためにも、集配運転士としての実績を着実に積み重ねていこうと考えています。