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インタビュー

Interview04

人生の最終章を、苦痛なく楽しい時間に。利用者様の歴史に寄り添う仕事です。

副主任

グループホーム楽々園/2008年入社

Profile

短大で介護福祉を学び、2008年に新卒で入社。自宅近くの『グループホーム楽々園』で勤務をはじめる。現在も『楽々園』に所属し、副主任としてチームをまとめている。

Interview

インタビュー

  • 01

    新卒で飛びこんだ『楽々園』の第一印象は?

    友だちのお家を訪ねたような温もりを感じました。

    短大を卒業する年の元旦、ポストに当社の求人広告が入っていました。なかなか就職が決まらない中での出会いに、さっそく面接を受けたところ、見事採用が決定。『楽々園』をはじめて訪れたとき、施設というよりお家のような雰囲気を見て、ここならやっていけそうだと思いました。入社後は基礎研修にはじまり、習熟度に応じてさまざまな研修を受けました。特に印象に残っている研修が、グループディスカッション。各施設から集まった20~30名の職員が4~5人ずつの班に分かれ、「職場環境」「コミュニケーション」などのテーマについて話し合い、模造紙にまとめるという内容です。私はテーマに対してネガティブに考えがちでしたが、同じグループにはポジティブな人が多く、良い刺激になりました。他施設の職員から学んだことを自分の業務に還元できるのも研修の良さです。

    インタビュー01
  • 02

    認知症の利用者様と仲良くなるコツを教えてください。

    症状ではなく、「人」に興味を持つこと。

    『楽々園』の利用者様は、みなさん認知症を抱えています。認知症の利用者様と仲良くなるコツは、症状ではなく「その人」に興味を持つこと。どんな人生を歩んできたのか、興味を持って会話し、ときには共通点を見つけて盛り上がる。人間関係のはじまり方は認知症であっても変わりません。もちろん、せっかく仲良くなっても明日には記憶がないこともあります。でも、それなら再び、新しく人間関係をつくれば良いだけなんです。私はここで働くうちに、認知症の方を特別な存在だとは思わなくなりました。病院などで幅広い世代の患者さんに囲まれてはじめて「こんなにおばあちゃんだった?」と驚くくらい、ホームでは高齢者や認知症患者ではなく、メンバーの一員としてイキイキと過ごされています。

    インタビュー02
  • 03

    仲間との忘れられない思い出は?

    「倒れそうになったら支える」という言葉に支えられました。

    実はこれまでに、1ヶ月休職したことがあります。利用者様を思った行動が裏目に出て、心が疲れてしまったんです。すでに役職に就いていましたが、上司は責めることなく休職を許可してくれました。ところが休んでみると、4日目には働きたくなって。介護から離れたことで逆に落ち込んだ自分がいました。長年一緒に働いてきた職員からも、「倒れそうになったら支える」「あなたにいてほしい」と励まされ、とても感動し、続けるという結論を出せました。もしかすると今後、部下が同じ状況になるかもしれません。そんなときは、私がしてもらったように支えたい。「ここにいて大丈夫だよ」と伝えたいです。仲の良い職場なので、ときには仲間との雑談で気分転換しながら、自分を追い詰めずに続けてほしいですね。

    インタビュー03
  • 04

    看取りの瞬間は、どんなことを感じていますか?

    全力を尽くした最期は、悲しみよりも穏やかな感情が残ります。

    『楽々園』では看取りも実施しています。病院ではないため医療行為の必要はなく、できるだけ苦痛を感じさせないように、最期の一瞬まで生活を支えることが私たちの看取りです。亡くなると分かっているからこそ、後悔がないよう、できるケアはすべてしています。一生懸命にお支えして迎えた最期は、悲しみよりも「お疲れさまでした」という気持ちのほうが大きいです。後悔がなければ「死」は怖いものではないと、仕事を通じて教わりました。利用者様を見送ってしばらくした後、ご家族様から職員一人ひとりに手紙をいただいたことがあります。今までのケアへの感謝がしたためられていて、涙が出るほどうれしかったです。介護は人の役に立つ素晴らしい仕事だと、改めて思いました。

    インタビュー04

Schedule

一日の流れ

  • 10:00

    出勤

    仕事前には体温測定・手洗い・うがい。夜勤明けの職員に変更点がないか確認してから業務に入ります。1日の最初の仕事は、利用者様の水分補給です。

  • 10:10

    入浴介助・リハビリ体操など

    12時までの時間は、排せつ介助・入浴介助・リハビリ体操などを行っています。

  • 12:00

    昼食

    基本的には職員が昼食をつくりますが、簡単な調理なので料理が苦手でも大丈夫。リハビリとして利用者様と一緒につくる日もあります。場合によっては食事介助も行います。

  • 13:00

    昼寝のお手伝い・レクリエーション

    引き続き排せつ・入浴介助と、昼寝のお手伝いを行います。レクリエーションでは遊びだけでなく、洗濯物の片付けなどの「家事レクリエーション」を行うこともあります。

  • 15:00

    おやつ

    職員でも簡単に用意できる内容です。利用者様と用意するときは、利用者様には「こねる」「まぜる」など簡単な工程を担当してもらいます。

  • 17:30

    夕食

    夕食が済むと就寝準備を行い、夜勤者にバトンタッチします。

  • 19:00

    退勤

    今日の業務は終了。お疲れさまでした。当施設は早出・日勤・遅出・夜勤の4交替制ですが、昼間の時間帯であれば今回ご紹介した遅出出勤が1番多いです。

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Message

先輩からのメッセージ

先輩社員写真

『楽々園』は田畑に囲まれた豊かな自然の中にあります。長く働いている職員が多いため、家族のような信頼関係があり、新人さんが困っていればすぐに支えるチームです。若い人は少ないですが、そのぶん若手が入職したらかわいがってもらえると思います(笑)。介護は人に感謝され、「役立ち感」を味わえる貴重な仕事。景気に左右されない安定感も魅力です。未経験でも大丈夫。わからないことは遠慮なく質問してください!

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