#01 未経験・無資格からのチャレンジ!仕事を通して、見識が広がりました。
Bさん
介護士(ナーシングホームOASIS) 2018年入社
インタビュー INTERVIEW
01 当社で資格を取得し、介護士としての第一歩を踏み出しました。
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インタビュアー
前職も、介護業界で働かれていたのですか?
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Bさん
いえ、実は『ファミリー・ホスピス』で初めて介護職に就きました。資格も持っていなかったので、最初の1ヵ月間は学校に通わせてもらいながら基礎知識を学んでいました。
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インタビュアー
ゼロからのスタートだったのですね。資格の取得費用はどうされました?
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Bさん
当社には資格取得支援制度があるので、「介護職員初任者研修」の取得に必要だった費用はすべて会社負担でした。おかげで勉強に集中できましたね。学校に関してもグループワークが中心で、みんなで協力して学べる環境が楽しかったこともあり、振り返ってみれば苦労した記憶はないです。
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インタビュアー
初めての介護職はいかがでしたか?
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Bさん
それが、思ったよりも大変で(笑)それまでも先輩たちの動きを見学していたのですが、見ているのと実際にやってみるのとでは大違いでした。
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インタビュアー
決められた時間通りに行動するのはむずかしそうですね。
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Bさん
それこそ最初は目の前の業務に一生懸命になりすぎて、余裕はなかったです。でも、一人で悩みを抱えるなんてことはなくて、困ったことがあれば、必ずだれかが助けの手を差し伸べてくれます。だから現在まで続けてこられましたし、いまでは入居者様の表情にも気を配りながら、ある程度臨機応変に対応できるようになりました。
02 入居者様・スタッフを問わずコミュニケーションのたえない職場です。
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インタビュアー
一緒に働くスタッフは年齢が近い方もいらっしゃるのですか?
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Bさん
もちろんいますし、両親と同じくらい年の離れた先輩もいます。とはいえ、年齢の壁を感じることはありません。みんな仲が良くて、毎日楽しい時間を過ごしています。
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インタビュアー
入居者様ともコミュニケーションはいかがですか?
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Bさん
その部分も働く魅力のひとつですね。私はバイクツーリングが趣味で、休日になると、愛車でさまざまなところにいって気分転換していて、これが話題づくりの役に立っています。「昨日はどこにいった」ということを入居者様にお話しすると喜んでくださるんです。
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インタビュアー
オフの日の話題も役立つ仕事は、なかなかないので面白そうですね。
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Bさん
コミュニケーションスキルをもっと伸ばしたいと考えていて、この人のようになりたいという上司がいます。その人はとても頼み上手なんです。たとえば、入浴介助は入居者様のお力添えもないとうまくいかないものなのですが、上司はその方の心に寄り添いながら、うまく気分を乗せてスムーズに介助しています。目標になるような人が近くにいるのはありがたいです。
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インタビュアー
では最後に、『ファミリー・ホスピス』で働いたからこそ学べたことはありました?
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Bさん
看取りに携わったときに、「生きる」ってどういうことなんだろうと考えるようになりましたね。それまで意識したこともなかったので新鮮でした。そういう意味では、介護の仕事は貴重な人生経験を積める場でもあります。経験も資格も、何もない状態から思い切って『ファミリー・ホスピス』に飛び込んでよかったです。
1日の流れ SCHEDULE
AM
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朝の申し送りで、夜勤スタッフからの連絡事項を共有。
1日の予定などを確認して勤務開始。 -
看護師の指導のもと、たん吸引の実地研修を実施。
手技を確認してもらったところ、太鼓判を押してもらえました。 -
入浴介助を予定していた入居者様を訪問。
朝の申し送りで看護師から発熱がある旨を伝えられていたので、サービス提供責任者の指示で清拭を実施しました。介助が終わったので、休憩に。
PM
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拘縮が強い入居者様に対するポジショニング及びおむつの当て方を学ぶ研修に参加。
質問しながら、細かいテクニックも学びました。 -
訪問記録の書き方でわからない部分があったので、先輩に質問。
疑問が解消できたので、アドバイス通りに記録をつけました。 -
この日の最後は入居者様のお部屋を訪問し、排泄介助と体位交換、イブニングケア(口腔ケア)を行いました。ケアが終われば、業務終了です。