背景
Sさん
Staff 01

ラインを止めない。選別の現場に命を吹き込み続けます。

Sさん
アシスタント事業部
ゼロ・エミッション事業部 第二工場長/プロセス開発グループ 主任
工場長/工場施設制御管理 / 2020年入社

Profile

前職では帰宅もままならない日々を経験。感染症の拡大と、第二子誕生を機に転職を決意する。機械関係の造詣の深さを高く評価してくれた株式会社NRSへ入社した。AI搭載のロボットのオペレーションやメンテナンスに携わりながら安全性と効率性の両立を追求。プライベートでは2児の父。妻や子どもたちと過ごす時間を何よりも大切にしている。

Topics

インタビュー
家族との時間の確保、社長の想いに共鳴。
NRS入社の選択は正しかったです。
前職は取引先に外資系企業が多く、出張や単身赴任の連続でした。海外へも頻繁に行き来し、自宅に帰る時間がなかなか取れなかったのです。しかし、2020年の感染症流行により海外への渡航も難しくなり、会社の業績にも影響が及びました。ちょうどそのタイミングで2人目の子どもが生まれるということもあって転職を決意。前職で知り合った企業コンサルタントの方に転職の話をした際、NRSを紹介してもらいました。NRSの社長から、導入するAI搭載のロボットのオペレーションやメンテナンスに携わってほしい言われ、機械関係が得意という自負があり、自分にできることで貢献したいと思い入社を決めたのです。現在の1日の流れは、朝8時、糟屋郡新宮町にある完全屋内型の産業廃棄物中間処理施設である「ELGセンター」へ出勤します。出荷や選別に現場スタッフと話をするなどセンターの状況を確認後、本社へ移動。移動後は、混合廃棄物が流れる選別ラインの状況や、機械トラブルが発生していないかの確認など退勤時間17時まで本社にて業務します。NRSに入社してから、1日、1ヵ月、1年が、あっという間に過ぎる感じです。それほど日々やることがたくさんあり、これまでさまざまな企業を渡り歩いてきた中でNRSが一番楽しく仕事ができています。
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事故なくより良い仕事を。
一見相反する安全性と効率性の両立を追求しています。
仕事をするうえで意識していることは、現場のスタッフが安全かつ効率良く仕事できる環境づくりに尽きます。危険な作業はないか、機械に不具合が出ていないか、トラブルが起きていないか、不安に思っていることはないかとアンテナを張り巡らすのが常です。メインで担当するロボットのオペレーションの傍ら選別ラインに入ることもあります。私自身、選別が好き。選別して綺麗になっていくラインを眺めるのは快感です。メンテナンス面では、機械トラブル発生から迅速に復旧できたときは大きなやりがいを感じます。基本的に機械トラブルへの対応が一番重要な役割。部品があれば交換し、部品がない場合は、代用品を調べるなど、対応できるものは対応。とはいえ、あくまでできるのは一時対応です。ただ、一時対応をしていれば、修理を依頼する際に、「こういう症状が出ているからこれが必要かもしれません」といった内容を伝えられます。ラインやプラントをなるべく止めず、止めたとしてもできるだけ止める時間を短くする。それが私の使命です。
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環境づくりは、より良い製品づくり、
さらに明るい未来づくりにつながります。
産業廃棄物業者の仕事について、NRSに入るまでは、漠然と「リサイクル」というイメージしかありませんでした。廃棄物を選別して、可燃や不燃で処理する。その程度の認識だったと記憶しています。廃棄物の資源化、製品として生まれ変わるという発想はまったくありませんでした。私自身が普段従事している仕事の一つひとつは小さなことかもしれませんが、積み重ねていけば、とてつもなく大きなことになるのではないか、自身は社会にとってなくてはならない仕事をしているという認識を持って日々取り組んでいます。今後の目標は、リサイクル率の向上と、導入台数が増えていく可能性がある機械について、先頭に立って説明できる人になりたいです。みんな機械の重要性は分かっているが、どうしたらいいか分からない。そうした疑問や不安を少しでも払拭できればと思っています。みんなをフォローできる立場であり続け、一層より良い製品づくりができる環境づくりに貢献していきたいです。
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メッセージ

Message

メッセージ
NRSは、よくしてくれるスタッフばかりで、和気あいあいと仕事ができる環境です。みんな質問すればすぐ答えくれますし、なんでも気楽に話せるところが仕事の充実につながっています。「こうしたいからやらせてください」と伝えれば、応援してもらえる風通しの良さも魅力です。残業もほぼないのでプライベートも充実できます。
取材:2022年1月