西鉄バスの運転士について詳細

バス運転士の1日の流れ(イメージ)

バス運転士の1日 先輩運転士の1日の仕事の流れをご紹介します。

出勤

「おはようございます!」挨拶をかわし、1日がスタート。制服に着替えて仕事モードに気持ちを切り替えます。

●アルコール検知
管理者立ち会いの上でアルコール検知を行います。基準値は厳しく設定されており、基準値を超えている場合は乗務できません。

●車両点検
当日自分が乗車する車に異常がないか、日常点検表を使って車両点検を行います。エンジンの音や動き、タイヤの空気圧など、約30項目の点検箇所を車内外から細かくチェックして、運転車両の安全を確認します。

出庫点呼

毎日営業所内に掲示してある共有事項などを見て、今日の運行の注意点などを確認します。その後、点呼助役への報告、書類提示などを行います。

●掲示事項の確認
・「道路工事や規制による迂回路がないか」「事故防止に関すること」「接客応対に関すること」など、注意事項を漏らさずチェックします。
・天候不良や大きなイベントの際など、イレギュラーな対応が発生する場合もあるため、的確な状況判断ができるよう、情報をしっかり把握して出庫に備えます。

●点呼
・車内名札、スターフ(運転士用の時刻表)、免許証を掲示します。
・出社後に行った日常点検表を提出します。
・車両状況、自分の健康状態、アルコール検知結果、携帯品などを報告します。
・運行中に使用する時計が進んだり、遅れたりしていないかを確認します。時刻表と発車時刻にズレが生じないようにするため、時計の規正は欠かせません。
・点呼助役より、業務上に必要な注意を受けます。
・声に出して、無事故の誓いを行います。
「○○に気をつけて運行します。今日も一日無事故で行ってまいります。」

乗務開始

バスに乗車して、お客様を安全・確実、親切丁寧に目的地までお送りいたします。事前に渡されたスターフ(運行時刻表)に沿って、安全運行を第一に業務にあたります。

●運行
・「確認、判断、操作」の手順を遵守して、安全運行を行います。
・常に冷静に状況を判断し、お客様に少しでも快適にバスをご利用いただけるよう、スムーズな運転操作に努めています。運行する路線や時間帯、天候やイベントなどによって生じる、「お子様やご年配の方が多い」「床が濡れて滑りやすくなっている」「大幅な遅れが生じている」などの状況に合わせて、最適な対応を心がけます。
・長時間の信号待ちの際は、エンジンを止め、エコ運転を行っています。

●ご案内
・運賃や路線、乗り継ぎなど、お客様からの様々なご質問に対して、分かりやすく丁寧な対応を心がけます。
・運行中のお客様の移動やステップ近くの乗車など、車内の安全状況に気を配り、危険のないようアナウンス等でご案内いたします。

●休憩
一運行毎に休憩を入れて、集中力をキープ。運転と休憩の繰り返しで乗務を続けます。お昼休憩もこの間にとります。
営業所の食堂でのお昼休憩や、休憩室での同僚とのおしゃべりでリフレッシュして、次の乗務に備えます。女性専用の休憩室も完備しています。

帰庫点呼

本日の乗務を終えた後は、車庫に戻って点検を行います。

●終了点検
・車内を周って忘れ物や落し物がないかを確認します。
・出庫前と同様の車両の点検、給油や洗車など、次の乗務者のための準備を行います。

●アルコール検知
・運行後も、アルコール検知器を使用してチェックを行います。

●点呼
・出庫の際と同様に、点呼を受け、乗務中に異常がなかったかなどを報告します。

●退社
・今日も1日お疲れ様でした!

シフト(勤務)イメージ

※下記は一例です
1日目 遅番/14:30~23:30
2日目 遅番/14:00~23:10
3日目 日勤/09:30~21:40
4日目 日勤/07:00~20:10
5日目 早番/05:30~13:00
6日目 休み
7日目 休み
8日目 遅番/13:40~23:10
9日目 日勤/09:20~21:30
10日目 中休/06:30~21:00
11日目 日勤/07:00~20:10
12日目 早番/05:40~15:00
13日目 休み
14日目 休み

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