One for all,All for one「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」

まず募集要項の中に子ども手当一子につき1,5000円支給と書かれていて目を疑いました。他社と比較してもこれほどの待遇はありませんでした。この待遇には子どもの未来を考える、子育て世代を応援するというような想いを感じました。今の時代必ず結婚する、必ず子育てをするとは言えない多様化の時代です。全ての人に平等な待遇は難しいと思います。その上で子ども手当の充実を重視しているならコープは素晴らしいと感じました。
次に仕事内容としてコミュニケーションドライバー(配達、営業)という点に魅力を感じました。私は大型トラックを運転した経験がありますので、運転に関して苦手意識は少なかったです。営業についても接客業などで人と話す機会が多かったので経験を活かせると思いました。
決め手は基本的に土曜日、日曜日が休みであることでした。子どもが小学校や保育園に行くようになり、共通の休みが欲しいと思っていたので、とても嬉しいポイントでした。

営業の目標があるとは聞いていましたが、コープ共済やウォーターサーバー、ならコープでんきなど、多岐にわたり驚きました。初めは戸惑いましたが、共に励む同僚が近くにいるので切磋琢磨していく面白さも経験できています。自ら学習して伝える力をつける必要がありますが、生活に直結している内容なので、自分の生活を見直すきっかけにもなり、学習して良かったと思いました。
ならコープは宅配と店舗運営の印象が強かったのですが、市町村との連携やイベントの開催、出店、農場の運営、過疎地域への貢献、水力発電所の管理、就労継続支援など様々な事業に携わっていることに驚きました。
まだまだ知らない一面がありますので、ならコープへの興味が尽きません！

ならコープの配達は、「コミュニケーション」ドライバーと言ってるように、配達だけに留まりません。むしろ組合員に商品をお届けしてからが業務と言っても過言ではないと思います。その時々の課題があり、職員が知って組合員に知らせる、知らない組合員がいないようにすることが大切なことです。しかし一方的に伝えるだけでは快く受け入れてはもらえません。どうすれば自分が担当する全組合員にお伝え出来るか、自問自答を繰り返しています。そして、その答えは職員の数だけあるのではないかと思います。組合員との接し方に正解はないからです。日頃からコミュニケーションを取り相手のことを知り、より良い提案をするよう心掛ける。組合員が心を開いていただけていれば、伝えたい内容も受け入れてもらえやすくなるでしょう。こういったやり取りがとても面白いです。組合員が快く受け入れてくださった時の嬉しさは何事にも変え難い達成感と自信につながると思います。

入協して3年目になりますが、まだまだ知らないことだらけで、日々様々な事を吸収し成長しているところではあります。しかし後輩も増えてきて教えられることもだんだん増えてきました。上司、先輩から教わったことを実践し噛み砕いて自分の経験にする。その経験を後輩に伝えて、次は後輩が実践してその結果を報告してくれる。上手くいったと言ってもらえればこれほど嬉しいことはありません。上手くいかなくても、それを踏まえて次に活かす話をしていく。そうしてさらに成長していける未来を想像できます。今はまだ無店舗事業の一コミュニケーションドライバーですが、これからさらに成長を続け、後継に繋げていくことができれば、ならコープの発展へと繋がると私は信じています。
One for all,All for one「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」