スタッフインタビュー詳細

快適な環境を、社員一人ひとりにも。

浅田 直隆
専務
景気に左右されないのが強み。感染症拡大後も社員への待遇を変えずに乗り切れました。

2020年に感染症が流行し、日本経済に深刻な影響を及ぼしました。私たちナニワ商事は、お客様先への訪問が制限されるといった影響はあったものの、業績は減るどころか、逆に少し伸びたのです。もともと、リース業界自体が不景気に強いのと、当社の複数事業展開が奏功しました。リースキン事業部、ハウスケア事業部、メディカルサービス事業部、ヘルスケア事業部、アクアリウム事業部の当社主要5部門のうち、メディカルサービス事業部が影響を受け苦戦したものの、残りの4部門でカバー。これは、当社の目指す形で、ひとつがダメなら他で支えるという当社社長の考えが非常に機能しました。他に、お取引先様が医療・介護・福祉関係で7割を占め、感染症の影響を一番受けた飲食店様やホテル様とのお取引が少なかったことも要因です。本当に事業内容と、お取引先様に救われました。実は、医療・介護・福祉への特化を決断したのは社長です。私がまだ入社する前のことで、「これから高齢者関係の施設がたくさんできる」と。今でこそ特別養護老人ホームや有料老人ホームは増えていますが、それほど数がなかった20年前にお取引先にしようと決めたのは、先見性があったと言えるのかもしれません。おかげさまで、2020年と2021年の賞与は、例年通り全員満額支給し、昇給も実施。6月の決算手当も、社員全員に支給でき、社員みんな以前と変わらないモチベーションで仕事に取り組んでくれています。

お客様との長いお付き合いは、真面目さと謙虚さが大切。頑張りを正当に評価しています。

私たちが社員に求めるのは、真面目に、謙虚に仕事と向き合う姿勢です。やはり、営業職が、お客様のところを訪問し、お仕事をいただいてくるには、仕事に対する真面目さと、謙虚さが欠かせません。当社の正社員は100人足らずですが、現在活躍している人は真面目さと謙虚さを持ち合わせた人ばかり。当社を選ぶ理由は、部署や応募される方によって異なりますが、たとえば、リースキン事業部なら、マット、モップ等の集配やレンタル、営業など、どちらかというと運送要素が強いお仕事で、一人につき社用車を一台貸与しているため、自分自身だけの空間を望む人が多い印象で、一つの魅力にはなっているのではないでしょうか。社員一人ひとりの頑張りを評価するのも当社の魅力と考えており、同じリースキン事業部で例えると、最初は、マットやモップのレンタル業務が毎勤務日あるなかで、お客様先にて「こういう商品出ました。いかがですか?」と営業活動をプラスしていきます。その営業活動で成績が上がれば、レンタル業務の日が少しずつ減り、営業活動に専念できる日が逆に増えていくので、自身への評価がとても分かりやすいです。また入社当初は、営業一課、営業二課、営業三課のいずれかに配属され、成績次第で役職に就くのに在籍する必要がある営業開発課へ異動。主任や係長へのステップアップする途が開けてきます。

目標は新社屋。人財をひとつに集め、相乗効果を生み出し、さらなる高みへ!

引き続き主要5事業部を万遍なく育てていくことが専務である私の務めです。今回の感染症拡大時と同様に、ここがだめでもここが伸びた、というふうに事業部間でカバーしていきます。どこかの事業部が飛躍的に伸びる、現代風に言えば「バズる」といったことは正直ないかもしれませんが、地道にコツコツと今まで通り積み上げていきたいです。そんな当社の最大の目標は、新社屋の竣工に他なりません。2021年現在で78歳の社長の、まさに集大成です。感染症拡大で、周りの状況を見て、一旦中断せざるを得なかったですが、新社屋への情熱を失ったわけではありません。やはり、本社と事業部が現在のように別の場所にあると、横のつながりが、ないわけではないものの少ないため、ひとつの場所に集約し、もっと活気ある会社にしていければと思っています。異なる事業部の社員同士が常に顔を合わせれば、事業部を横断した提案もスムーズになり、会社の業績もアップ。それに比例して社員のモチベーションが上がり、さらに業績も、と好循環が生み出されます。そのためには、各事業部を構成する人を増やさなければなりません。人が増えないと、会社は大きくなりません。売上だけ伸びても先細りしていきます。人あってこその会社。ぜひ、私たちと一緒に新社屋に向けて成長してきませんか!

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