スタッフインタビュー詳細

成長や愛情に出会えるから、この仕事は辞められない。

生越 義隆
西加島保育所 保育士
2014年入職
子どもたちの何気ない姿が、やりがいや喜びにつながります。

保育士を目指したのは、子どもが好きだったのと0歳~5歳という人格形成において一番大切な時期の成長過程に関わりたいと思ったからです。それに今の自分のように、大人になっても子どもたちの記憶に残るような先生にもなりたかったんです。『西加島保育所』へ入職したのは、実習で訪問したときに園の雰囲気の良さを強く感じたから。職員同士が気軽に声をかけ合っていたり、女性が多い職場でしたが、すぐに溶け込めて居心地の良さを感じられたのは大きかったです。
現在は5名いる2歳児クラスの担任をしています。2歳児からは徐々に自我が芽生えるころなので、今は毎日奮闘しています(笑)。これが幼児期になると、言葉や行動での自己アピールができるようになる分、お友達同士で喧嘩になることもあります。お互いの想いを受け止め納得し合ってもらうために仲立ちに入るのですが、なかなかうまくいかず今でも歯がゆさを感じる場面があるのも事実です。ですが一方で、ボタンを留められる、トイレにいける、フォークを上手に使えるようになるなど、何気ない日常の中で子どもたちの成長を見られる機会や喜びも多いです。子どもたちの頑張りはもちろんですが、自分の行動も成長の一部につながったと思うとやりがいは大きいですね。

心の揺れから確信へ。保育士が私の天職なのだと強く感じました。

子どもが好きで就いた保育士の仕事ですが、過去に一度だけ挫折しそうになったことがあります。思うようにクラスをまとめられないのが辛く、辞めてもいいかと思っていたんです。子どもたちと関わるならテーマパークの仕事をしていても関われますし、保育士である意味があるのかなと。ですが、いざ子どもたちが卒園となったとき、一緒に過ごした時間を思い返すと感慨深いものがあり毎回涙もこぼしてしまいます。一時だけでなく時間をかけて関係をつくる中で、愛着や愛情が生まれるのは保育士ならではだと思います。大好きな存在だから、どう成長し巣立っていくのかを見届けたいという気持ちが勝り、自分は保育士でなくてはダメだと確信のようなものを感じました。最初はできなくて当然ですし、期待外れだと感じることもあるかもしれません。自分もそうした想いに直面したからこそ、新人さんが悩んだときには寄り添ってあげたいですしサポートもしていきたいです。他の先生もキャリアを重ねた方ばかりなので、学べることは多いですし心強さも感じてもらえるはずです。
子どもたちが1日1日成長するように自分も保育士として成長し、「生越先生で良かった」と思ってもらいたいですし、離れ離れになるときにちょっとは寂しがってくれるような(笑)先生になることが今の大きな目標です。

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